記念品は当事者に渡してこそ価値があるもの
先日書きましたが、不正接続検知/排除システム「IntraGuardian」シリーズ1000台突破記念に記念品を作ろうということで、過去の記念品を振り返ってみた際に、ワイングラスを作ったということで、自宅を探してみたところ、きちんと保存されていました。
これが、入社3年目にCADシステム完成記念で作ってもらったワイングラスです。
PLASMAというのがCADシステムのシリーズ名で、1992年10月と刻んであります。これをペアで全社員に配りましたので、結構な費用がかかっていたことになります。
その後、ゴルフ練習場向けシステムの完成記念でワイングラスを作りました。
こちらは2002年3月です。SuperShotシリーズが製品名で、2500,3000というのは製品の型番です。
2つのワイングラスで、ちょうど10年の間が空いています。
実はお恥ずかしい話なのですが、後者のワイングラスはあまり記憶に残っていないのです。もちろん作ったということは覚えていますが、当時は社長ではなく、IT事業に集中していたこともあり、やはり当事者でないともらってもあまり記憶に残らないものなのかも知れません。
そんな背景もあり、IntraGuardian1000台突破記念の記念品は当事者だけにすることにしました。祝賀会はもちろん全員参加で乾杯し、記念品は実際に関係したメンバーだけということです。その分少し贅沢なものにする予定です。
私が中学の頃、卓球部で市内大会で団体戦優勝して表彰されたことがありますが、実は私は選手であったものの、1試合もでなかったので、賞状をもらっても全くうれしくなかったことを思い出しました。監督に不満を言い、県大会では出してもらったものの、初戦敗退。。父に話をしたら「監督の判断は絶対なのに、お前は何をしているんだ」と呆れられたものです。
ということで、記念品もやはりもらってうれしいのは多少なりとも関与して苦労した人、ということは間違いないでしょう。逆にやってもいないのにもらうと心の負担になるくらいのことかも知れませんね。