驚天動地といえばアレ
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『中国古典名言事典』がすごい。とあるところで見かけて、買おうと思ったのですが念のため図書館で借りて読んでいました。知ったかぶりするためのネタ本に、ひまつぶしに、たまには勉強に、いろいろな意味でうってつけの一冊。やっぱり買おう。
パラパラめくっていくと、たとえば「驚天動地の文」なんて言葉が目に飛び込んできます。驚天動地という言葉は白居易の「李白墓詩」という詩の一節とのこと。検索してみると、白居易が李白の墓を詣でたときに読んだ詩らしい。
ハッとしますねえ。「驚天動地」というのは名文を形容する言葉だったのですよ。
そこから数枚めくれば、こんな言葉も。
志立たざれば、舵なき舟、銜(くつわ)なき馬の如し。
(志の立たない人は、舵のない舟、くつわをはめていない馬のようなもので、ふらふらしていて進路が定まらない。)
ちょうどこれから外出の予定。この名文を肴にblogを書いて、気合いを入れていこう!と思って書いてきましたが、「立たざれば」が「多々戯れ場」、「舵なき舟」は「火事泣き船」に変換されてしまいました。どうも気が抜けますね。
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