Web2.0系技術の社内転用時にはどう呼ぶか
日経ビジネスオンラインに「ツイッターやグルーポンを普通名詞でどう呼ぶか?」という面白い記事が載っている。
この記事では、ホッチキスやジャグジー(※)のような『初期に登場した商品やサービスが圧倒的な存在感を示したために『固有名詞』が『普通名詞』として定着する例』の最近の例として、ツイッター、写メール、グルーポン、iPodという4つの商品やサービスを挙げてそれぞれがどうして一般名詞に置き換えられにくいかの解説をしている。一般的名詞化が進まない主な理由は、。代替サービスが未発達、固有名詞の意味が分化している、概念のくくりに悩むの3つにわけられるとのこと。
※ホッチキスの商標権が失効していることとジャグジーが固有名詞であったことをこの記事で知った!
まあツイッターを未だにミニブログと呼びにくいのは確かにそう思う。
私自身、社内で自由につぶやきをしようという社内ミニブログの導入の検討の際には、ついつい社内Twitterと呼んでしまう。あるいは、社内ミニブログのことをChatter(これはSFDCが提供する社内ミニブログサービスの固有名詞)と呼んでしまったりw
ふと思ってGoogle先生に聞いてみたところ以下の結果になった。◎が一番件数の多かった検索語である。
イントラTwitter 約 253 件
イントラミニブログ 約 109 件
社内Twitter 約 29,000 件 ◎
社内ミニブログ 約 19,900 件
企業内Twitter 約 6,660 件
企業内ミニブログ 4 件社内ツイッター 約 6,780 件
やはり”社内Twitterと呼ぶのが普通のようだ。気になったので、イントラブログと社内SNSについても調べてみると、
イントラブログ 約 108,000 件
社内ブログ 約 471,000 件 ◎
企業内ブログ 約 11,200 件イントラSNS 約 272,000 件
社内SNS 約 667,000 件 ◎
企業内SNS 約 81,800 件
個人的にはブログの社内利用はイントラブログで、会社でmixi的なことをやるのは社内SNSと呼んでいたが、どうやらどちらも社内〇〇〇と呼ぶほうが多数派のようだ。
最後に社内Googleことエンタープライズサーチ。
社内検索エンジン 6 件
企業内検索エンジン 約 213,000 件 ◎
企業内サーチエンジン 約 87 件
エンタープライズサーチ 約 67,100 件
残念。カタカナよりも企業内検索エンジンという呼び名のほうが通りやすいらしい。