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エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

秋葉原UDXオープンカレッジ

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 ふとしたことで知ったのだが秋葉原のUDXで定期的に無料のワークショップが開かれている。

 新産業文化創出研究所が主催のUDXオープンカレッジというのがそれでホームページを見ると結構興味深いテーマが並んでいる。さっそく昨日は「サスティナブルシティ」市民提案による新しい社会システムというワークショップに参加してゼロスポーツの中島社長や宝田群馬大教授の話を聞いてきた。

 中島社長のEV(電気自動車)の普及に関する話は面白かった。実をいうと話を聞くまで知らなかったのだが、ゼロスポーツはこの夏に郵便事業会社向けに配達用の電気自動車を1000台単位で納入することを決めたそうだ(参考記事:「ゼロスポーツから11年度 日本郵便 EV1000台調達」)さすがに1000台体制になると故障や修理などの管理体制が問題になるということでそのあたりに腐心されたお話しも面白かった。電気自動車の時代が着々と進展しているのがよく判るないようだし、その為の関係者の努力には頭が下がる。

 また宝田教授の講演の中では、実際に学生達に日頃の生活の中でのCO2排出量を測定した後にその削減を試みさせるという実験の結果がでてきた。面白いかったのは、実験前に日本人平均以上の排出をしていた学生は削減の試みを楽しみながらやれたが、逆にもともと平均の半分以下の排出しかしていない学生に更なる削減を強いると強烈なストレスが発生したという話は面白かった。これは先進国と途上国での話に応用できるという。

 UDXオープンカレッジは頻繁に開催されており、例えば今日(16日)は「鉄道(萌え?)と地域活性」という内容で行われる。興味のある人は参加してみてはどうだろうか。

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