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プロジェクト管理ツールはSaaSモデルのキラーアプリになるか

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 メルマガを読んでいたら「Redmine 1.0登場、人気のプロジェクト管理Webアプリ」というニュースが流れてきた。ほぉと思ってニュース記事を見るとともに、ざっとプロジェクト管理ツールの状況をググってみたが、どうやらまたオンラインでのプロジェクト管理ツールが盛り上がってきているらしい。

 3年くらい前だろうかベンチャーやOSS周辺の人々がこぞってオンラインのプロジェクト管理ツールを開発して発表していた時期があった。でもその後あまり盛り上がらなかったみたいだけど、また次の盛り上がりの波が来たのかもしれない。IT業界では3~4年を1サイクルとして同じコンセプト(バズワード)が流行ることは多いから。

 プロジェクト管理ツールはSaaSやクラウド周辺でも盛り上がってきているようで、例えば「CAがクラウド参入を表明、まずはPPMサービスから」なんてニュースもあった。確かに社外の人と一緒にプロジェクトを遂行することが増えている昨今では、ネットを共通のプラットフォームとしてプロジェクト内の情報共有やマネジメントを行うというのは自然だから、SaaSやクラウドのアプリケーションとしてプロジェクト管理ツールを提供する(利用する)というのは自然な流れだ。

 ただしかしプロジェクト管理もまたナレッジマネジメントと同じで組織や人によって大同小異だ。ファイルや文書を共有して共同作成を行うのが主眼のプロジェクトがあれば、インシデントやタスク管理が最重要なプロジェクトもある。ガントチャートを最新に保つ為だけにプロジェクト管理ツールを使いたいというマネージャーもいる。

 プロジェクト管理ツールも歴史は長いが未だに決定的にシェアをとったものが無いことをみると、まだこのプロジェクト管理の形態とそれに合わせたツールの最適化が出来きってないのだろう。
 最近の傾向からすると“なんでもできるプロジェクト管理ツール”ではなく“何かひとつに特化したシンプルなプロジェクト管理ツール”のほうがキラーアプリケーションになりやすい気がする。最もその“何かひとつ”を選びだすのが最も難しいプロジェクトなんだろうけど。

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