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エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

ソーシャルメディアの俯瞰図(Social Media Conversation Prism)がバージョンアップ

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 昨年末に皆で描いて今年の頭にバージョンアップした日本のソーシャルメディアの分類図図の公開ページはこちら)だが、いつのまにか本家の"the Social Media Conversation Prism”がバージョンアップしていた。

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 Future Worksの社長でありPR 2.0の筆者であるBrian Solis氏のブログに新しい図とその解説が丁寧に書かれている。解説文は非常に長いので誰かが翻訳してくれることを期待するとして、ざっと図を眺めたところ分類が以前は22だったのが24に増えている。
 追加になったのは、Reviews and Rating(左下)、Forums(下)、Collaboration(右上)の3カテゴリでVideo Aggregationが廃止になった。細かく見ると以前にあったCustomers Service NetworksがCustomers Service(左)とReviews and Rating(左下)に分かれて、Niche NetworksがInterest and Curated Networks(下)、Specific TwitterはTwitter Ecosystems(右下)にそれぞれ名前を変えている。

 しかし図の右下のマイクロブログ関係の部分が凄い賑わいだ。Twitter自身はMicromediaというカテゴリに属するがその関連サービスが入りきらないので別カテゴリになっているがこれが大量にある。さらに隣のLifestreamsという類似カテゴリまで巻き込んでの盛り上りようは、まさにこのところのTwitterブームを反映している感じだ。
 前回勢いのあった右側のブログ関係のカテゴリは一段落ついた感じでロゴが若干減った印象。その近くに新設されたCollaborationにZOHOやmindtouchがマッピングされていて図の左のほうにあるDocuments/Contentとあわせて個人的には注目すべきカテゴリである。

 しかし図を大きくしても解像度の問題でいくつかのロゴが認識できないのはちょっと残念。

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