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Twitterでの自分の影響力を測るTweetburner

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 Twitterをやっていると楽しい、時間がどんどん過ぎていく。@を使って会話をしていると人の輪がどんどん広がるし話題も尽きない。そしてふと気づくと自分のFollowやFollowerが数百人になっていて驚くことになる。Twitterのタイムラインにはいつも人がいる。日中会社や学校がある時間帯でも深夜でも、そして最も少ない早朝だって朝チュン組が思い思いの呟きを交換して会話している。
 Followが増えたせいでタイムラインは混沌としている。そんなタイムラインにぼそっと何かひとりごとを呟くと、即座に数名が反応を返してくれることもあれば何事も無かったかのようにスルーされて自分のひとりごとがポツンと取り残されていくこともある。

 別に私もTwitterとはそんなものだと思っているが、それでも時々「自分の呟きなんて誰にも見て貰えていないのではないか」という正体不明の不安にかられることがある。実際に数百人のFollowerがいたとしてもその中の何人が自分の呟きを真面目に読んでくれているのか、自分は彼らにとって単なる鳥の一羽に過ぎないのではないか、そんな心配にさいなまれたらTweetburnerを使ってTwitterでの自分の影響力を測ってみると良い。

 TweetburnerはURL短縮サービスのひとつだが、短縮したURLの利用統計も一緒に取得・管理してくれる。同じようなサービスとしてはbit.lyというサービスもあるが、私はTweetburnerのほうがお気に入りだ。本当は日本人の作った日本人向けの統計機能付き短縮URLサービスがあればそっちにしたいところなのだが今のところ良いのが見つからない。

 URLを短縮する機能はログオンしなくても使えるが、ログインすると今までに作成したリンクがどれくらいクリックされたかの統計情報をまとめて見ることが出来るのでログインして利用することをお薦めする。
 ブックマークレットも利用可能だ。トップページにある「 Twurl this! 」という部分を右クリックしてブックマークレットに登録しておけば良い。

20081024_1 Twitterに投稿したいページを開いた状態でブックマークレットを呼び出すと別ウィンドウで投稿用のフォームに短縮URLが入力される。このフォームに「読んでる:~」などといった補足用のメッセージを書き足して、TwitterのIDとPasswordと共にポストするだけである。Friendfeedへのポストも出来る。そしてArchiveのタグをクリックすると、投稿した短縮URLがいつどれくらいクリックされたかを確認できる。私のポストだとだいたい10~30人(Followerの2~5%)くらいが短縮URLをクリックしてくれるようだ。

20081024_2実を言うと最近私はブログのエントリーに貼り付けるURLにも時々Tweetburnerの短縮URLを使うようになった。今日のこの記事もそうだがブログで他の記事や新サービスをリンクとして紹介した時に、どれくらいの人が本当にそのリンク先まで見ているのかは以前から凄く気になっていたのに数字が取れなくて悩んでいた。統計機能付きの短縮URLサービスを使うことで私のブログからどれくらいリンク先の記事に誘導したかのログが閲覧できるようになって満足している。例えば先日のdrawrの記事で紹介したユニークな進化を見せる作品は150人もの人が見てくれていた。
 しかし一般的にブログ内のリンクまでクリックして元記事まで読みに行く人は少数派である事も判った。エントリーの主題に関するような大切な事はリンクではなく引用で書いた方が良さそうだ。

 短縮URLとログ取得の機能は社内イントラネットでも有効だと考える。通達や連絡文書に埋め込まれるリンクをこうした短縮URLに置き換えておけば、そのリンクがどれだけクリックされたかを後から調べることが出来る。
 もちろん社内のURLを外部へ露出させるわけにはいかないから、ネットにある無料の短縮URLサービスをそのまま利用は出来ない。短縮URL機能自体は比較的単純なものなのでイントラネット内の共有基盤に機能として実装しておくと何かと便利だろう。

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