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エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

痛神輿上等!ではないかな

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 埼玉県の鷲宮(わしのみや)神社のお祭りで人気アニメ「らき☆すた」のキャラクターをあしらった御神輿が出て、担ぎ手の希望者も殺到し大賑わいだったそうだ。過去の痛車痛ンブラーというネーミングルールに沿って、この御神輿は痛神輿と名付けられたようだ。たしかに神事的には賛否両論いろいろあるかもしれないが、それで人が集められるのであれば地域としては嬉しいことだろう。
 そういえば地方在住の漫画家さんや出身地に記念館的なものがある作者はわりと多いはずだ。今後そういった人の作品をあつらえた痛神輿を使ってまち興しというのは増えていくかもしれない。

 SNS市場は今後も伸びるという調査結果が出ていたが、SNSの活用方法にひとつに地域SNSというのがあって私もウォッチを続けている。新しい住民参画ツールやまち興しの一環として地域SNSの導入検討をしているという話は良く聞く。しかし「地域SNSの活用状況等に関する調査の実施結果」などを見てもその多くは苦戦している。そしてその苦戦の理由には多くの場合、発信するコンテンツの少なさや地域自体への関心度の低さが上げられる。
 地域SNSというかまち興しでのポイントは、結局人を集められるコンテンツだ。如何に魅力的なコンテンツを創り集めるかにつきる。ただこの時のコンテンツは、この痛御輿のような凄く新しいものである必要もないようだ。昔からある名産品とかローカルな食べ物、古い言い伝えなども上手く脚色すれば魅力的なコンテンツになりえる。

 例えばこの分野で有名なのに、静岡県富士宮市の富士宮焼きそばがある。富士宮市に昔からあったたくさんのやきそば屋に注目した渡辺会長がやきそば学会を設立。積極的な情報発信で継続的に話題を集めている。全国のご当地B-1グルメに声を掛けてB-1グランプリというのを開催し、天下分け麺の戦い三者麺談なんていう面白い企画を次々に生み出している。
 他には兵庫県新温泉町が継続して行っている全日本かくれんぼ選手権大会だとかもある。先日室蘭で行われたやきとリンピックも同じような趣旨のものだ。

 こういうローカルなイベントとか興味を持つ人が少なそうなニッチ分野の企画でも、今はインターネットを活用して広く広報すれば、薄く広くの要領で大量の参加者を集めることができる可能性がある。ただ今はまだ、こういうときに上手にネットを活用するノウハウを持っている人が地方には少ないようだ。北の大地から送る物欲日記の「地方でネットの利用が進んでいない話(1)(2)(3)」でもそういう話が取り上げられていた。そこには

こうしたイベントでは、参加したい人が欲しい情報っては「開催地、開催日」だけではなく、「実施スケジュール、会場付近の詳細地図、駐車場の有無、現地へのアクセス方法、交通規制情報など、関連イベント情報」なども必要とされている。

と、こういう地域イベントをネットで広報する際のポイントも指摘されている。

 こうした利用者の立場に立った情報提供に加え、その地方在住あるいはその地域出身のブロガーを巻き込めればさらに成功する可能性が上がりそうに思う。ブロガーという人種には、どうすれば情報を目立せられるかを常に考えているような人もいていろいろなアイデアも出してくれそうだし。

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