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エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

グラムあたり単価でパソコンを選ぶ時代?

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 このところ超忙しくて、情報収集をする時間があまり取れなくなってきた。以前にも書いたかもしれないが、私の情報収集スタイルの1つにIT業界のニュース系メルマガの閲覧があるのだが、これが滞って未読がどんどん溜まる一方になってきた。
 これまでモバイル用パソコンとして使ってきたソニーのVAIO-U71Pが、年季が入ってきてこのところ調子が悪く、ディスプレイ上の表示がゆがむことが増えてきたことも影響している。最近はVAIO-Uの調子が悪いので、携帯であるNOKIAのE61でメールのチェックを済ますことが多いのだが、このE61という端末、基本的にはフルキーボードの入力インターフェースと大きめの液晶にかなり満足しているものの、メルマガ閲覧用としては若干使い勝手が悪いのだ。いろいろ工夫してE61付属のメーラーやブラウザではなくアドインであるGmailとOPERAを使って処理しているのだが、それでもやはりモバイルパソコンの画面の大きさと手馴れたWindows上で動くメーラーに比較するとストレスが溜まってくる。

 だからボーナス時期ということもあって新しいモバイル系のガジェットを検討をすることにした。Docomoからはついにブラックベリーがでるようだし、ソフトバンクのHTCの新端末にも興味をそそられているが、とりあえず富士通のLOOX Tシリーズと工人舎の7型ワイド液晶のミニノートであるSH6Kシリーズの2つのマシンを中心に情報収集を始めることにした。いろんな記事やブログを読んだりしている。私が一番気にしているのは内臓ディスプレイへの表示画像サイズ。だから富士通のLOOXの画像サイズの大きさにはとても惹かれるものがある。他の検討ポイントはバッテリーの持ちと携帯性なのだが、こればっかりは過去の経験上、実際に触って使ってみないと結局わからないから難しい。
 しかし、同じ約1000gくらいの軽量の端末なのだが、富士通のLOOX T50Wだと229,000円とSH6KB04Aの99,800円に比べると倍以上の価格というのは結構高いなぁなんて思って、更にいろいろ探しみたところ、先日のCOMPUTEXの「スマートフォンでもUMPCでもない試作品をCompalが展示」という記事に以下のような面白い一説を発見。

スマートフォンが200~500米ドルで100g台、UMPCが500~1000米ドルで500g前後であるのに対し、UMDは 400~500米ドルで300g未満」(説明員)という。

 なるほど、これによるとUMPCは100gあたり100ドルから200ドルが相場で、スマートフォンの半分から5分の1ということだ。確かの今のNOKIAのE61は144gで54,800円だからだいたいあっている。同じように上に上げた2台(Vistaマシン)を比較してみると800~2000米ドルで1000gということになる。100gあたりだと80~200ドルだ。うーむ、ここでみても工人舎のミニノートシリーズは相当に割安ということになるようだ。

 そう!ついにパソコンも食料品などと同じようにグラムあたりいくらと比較をする時代になったのである(w

 かくして、ボーナスでモバイルパソコンを買いたいと嫁さんになかなか言い出せない私としては、この記事にあるUMDというマシンをもう少し調べてみようかと思ったりもして悩み、こんな変な妄想をまだまだ続けることになるのだ。

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