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エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

いつでもどこでもホワイトボード

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 昔から常々思っているのだが、現時点で自分が会社で使っているツールでナレッジマネジメント的に最も有効なのはホワイトボードではないかと思っている。

 お互いの認識をあわせる場面、状況を確認する場面、さまざまなファクトから新しいことを導きだすブレインストーミング、どの場面でもホワイトボードは非常に役に立つ。少人数でつかうのが普通だろうがアイデアに詰まったときは一人だけで使っても役に立つ。

#こんなことを書くとナレッジマネジメントコンサルとしてナレッジマネジメント系のツールを売っている立場的にまずいかもしれないが「ホワイトボードが一番のKMツールである」Not=「ホワイトボード以外の(特にIT系)ナレッジマネジメントツールはKM的に役に立たない」ではないので、誤解無きように。

 しかし自社内での打ち合わせではともかく出先での打ち合わせにホワイトボードを持ち運ぶわけにもいかず、現在はしかたなくそういう場合はイーゼルパッドというポストイットの親玉を持参してお客さんの会議室で壁にペタペタ貼って凌いでいた。

 そんなおりITMediaのBizIDでこんな記事を発見!さっそく週末に国際 文具・紙製品展 まで出かけて行ってこれを確認してきた。実物は非常に薄いあのホワイトボードの用紙の裏に壁に粘着させるための粘着テープをぐるっと一周はっただけの簡単なつくりであった。粘着テープの替えも一緒に販売されるようなので問題はなさそうだ。会場にはサイズ小のものしかなかったが、コンサルティングの現場で使うなら大サイズのほうがよさそうである。ちょっとだけ気になったのは持ち運び方法である。現在は前述したイーゼルパッドを数枚切り離して製図図面などを入れるための筒に入れて持ち運んでいるが、このホワイトボードのほうはそうはいかないかもしれない。

 しかし最終的な結論は“買い”である。8月から発売ということだが、早速購入して使ってみることにする。使った結果の感想や持ち運びの良いアイデアが出たらまたレポートしたい。

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