iPhone5を買いました。テザリングでWindows Phoneと接続
実はiPhone5を買いました。もう三週間になりますね。ソフトバンクの二年契約が2月で満了となり、機種変更ということで今まで使っていたフィーチャーフォン(943SH)からようやくスマートフォンにしました。もう、お店では選ぼうとするとスマートフォンになってしまいますからね。この数週間周りの人から延べ数十回と「えっ!?木沢さんがどうしてiPhoneなんですか!?Windows Phoneじゃないんですか!?」と言われました。もちろん半分以上の方は冗談で言っているのですが、普段から如何に「マイクロソフト党」という印象をつけられているかがわかりますね。端末としてはWindows PhoneはIS12Tをはじめとして数台持っていて今後も使っていきたいと思いますし、Windows Phone 8の端末も買いたいと思っています。まあ、Windows Phone 8端末がなかなか国内販売されないのと家内と同じ機種にしたほうがいいのと諸々の家族割とか何かでソフトバンクから切り替えられない事情があり、何卒ご容赦いただきたく。(^_^;)
さてそのiPhone5を買ってから三週間が経とうとしています。なかなか楽しませてもらっています。家内も好きなデザインのカバーを買って、娘といろいろとアプリを入れて楽しんでいてます。普通の携帯電話からiPhoneに切り替えることによる不便さというのはないようでむしろ楽しんでいます。よかった。今まで使っていた携帯メールがメッセージというのに代わり、iPhoneのメール機能はいわゆる普通のインターネットメールとして扱われたというところはちょっと私も含めて戸惑いましたが。(いや、携帯のメールも日本ではインターネットメールとして変わらないんですが。)概ねいいですね。最初は電池の持ちも気になったのですが、WiFiを状況に応じて切ったり使わないBluetoothは切ったりその他いろいろな節電対策をとって問題はないとみています。
問題だったのがテザリングです。最初、IS12TをはじめとするWindows Phoneと接続できず、かなり困りました。IS12Tだけではなく白ロムで持っているAndroid端末のSH-12Cもなかなか接続できませんでした。どうも、iPhone5のテザリングは以下の注意が必要なようです。
- iPhoneの名前は英数字にする
無線LANとして認識するSSIDはiPhoneの名前が使われています。私の場合デフォルトでは「朋和のiPhone」です。ここで漢字を使った文字がつかわれていると他の機器で認識してくれないことがあるようです。ということでiPhoneの名前はすべて英数字にしました。 - 接続が90秒間無いとiPhoneのWiFiは停止する。
もちろん通信がないとiPhoneのWiFiは停止します。90秒という数字はAppleのサイトに明記されています。 - iPhoneスリープ時の挙動
テザリング設定してiPhoneを操作しているときはテザリング接続できます。ところが、iPhoneを仕舞ってテザリング接続したWindows Phoneを操作してしばらくしたらつながらなくなってしまいました。無線LAN接続を確認してもiPhone5のSSIDは見つかりません。これは実体験に基づいた話なので仕様としての確認はとり切れていないのですが、設定の「インターネット共有」の画面を開いた状態でiPhone5をスリープさせると問題ないのですが、それ以外の画面の状態でスリープ状態となると、おそらく90秒でWiFiを停止してしまうようです。 - 復帰は「インターネット共有」画面の再表示
上記の状態になると、iPhone5に接続しようとしている機器の無線LANの状態を見るとSSIDそのものが表示されません。ところがiPhone5の操作で「インターネット共有」画面を開くと再びSSIDが各機器の無線LANで認識され接続できるようになります。
Webで検索すると「iPhone5のテザリングは不安定」という記事を沢山見かけました。実際Appleにも問い合わせましたが、「既に起動しているアプリを終了させる。」それでだめだったら「iPhone5を工事用出荷時にリセットして復元する」とアドバイスをいただきました。それでだめだったらiPhone5の交換の手続きをとると言われていましたが、その必要はなさそうです。ただ、やはり同様の件で機器交換をされてテザリング接続が安定したという方のお話も聞きますので、まだ根本的な原因はつかめていません。おそらく上記のような仕様として認識しています。私自身今までWiMAXやemobileのPocketWiFiなどモバイルルータを使っていてこのようなことは意識していませんでしたので、いろいろと試行錯誤することとなってしまいました。AndroidのWiFi AnalyzerというアプリでWiFiの電波状況など見ながら調査しました。
もしこのお話でもし誤認しているようなところがあればこちらのコメント等でご指摘いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
いずれにしても、iPhoneは使いつつもWindows Phone端末は使い続けていきたいしアプリも開発していきたいと強く強く思っていますので今回のテザリング接続はしつこく調べました。(東海道線の通勤電車中でiPhoneとWindows PhoneとAndroid端末を交互に見比べて「なんだこいつは」と思われていたと思います。(^_^;))
マイクロソフトもiOS端末のアプリを開発しておりSkyDriveアプリ、OneNoteなど出しています。ビュアーとしてはOffice文書も見られるようになっています。下記の画面ショットはiPhoneのSkyDriveアプリでPowerPointのスライドを表示させたものです。今後iPhoneとマイクロソフト製品・サービスの記事も書きたいと思います。
この度のiPhone購入からテザリングの動作についてはたくさんの方からいろいろなことを教えていただきました。心から感謝申し上げたいと思います、みなさんありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。