ソーシャルアプリによる義援金寄付まとめ
ソーシャルゲームプランナーの「おかけん」ことLooops岡村(健)です。
昨日、SocialWeb2.0Partyというイベントで「ソーシャルアプリ&ゲームによる「義援金」寄付活用に関する事例報告」に関して講演させていただきましたので資料を紹介させていただきます。
SocialWeb2.0Party-2ndSeason-
~「東日本大震災」復興支援 緊急企画~震災で実証された、Twittre、facebook、ソーシャルインフラの可能性!
http://atnd.org/events/14776
mixiの事例です。
GREEの事例です
モバゲーの事例です。
カプコンは義援金1億円を寄付した上で、iPhoneアプリの価格を下げ、売上げを全額寄付するという試みをしていました。 ※ソーシャルゲームプラットフォームとしてGame Center(前はOpenFeintでしたよねえ。いつの間に変わったんだろう?)を使用しているのでここで紹介しました
アプリを使った義援金が効果的な3つのポイントです
※各社が義援金開始後、3月末までに集めた金額です。 mixi、GREE、モバゲーとも翌日の12日には義援金募集を開始しています。この辺りの動きがすごく速かったのも既に課金システムがあるということが特徴ですね。Yahoo!、テレビ朝日などのメディアは以前から義援金募集も行っていたこともあり10億円以上と金額は多いですが、今回から募集をスタートしたmix、GREEも2億円以上を集めています。 またユーザー層という意味は低年齢層の多い、GREEが2億円を集めていることからも今までネット募金でクレジットカード等でしかできなく寄付に参加できなかったような低年齢層の寄付もかなりの割合でされているのではないでしょうか。
もちろんmixi、GREE、モバゲーともそれぞれ2000万人以上の会員を抱えていることも大きいですね。
ソーシャルアプリ(ゲーム)自体の特徴ですがキャリア決済や普段からアイテムなどを購入していて「課金慣れしていること」も大きいですね。また、日記やボランティア専用アバターなどで友達に知らせることができることも拡散した理由と思います。
ということで結論ですが今後、被災地への支援という点では一過性になりがちですが月額で毎月100円を寄付するというような仕組みがあってもよいかと思います。
毎月100円を寄付すれば毎月ゲームで使えるコインやポイントが付くような仕組みがあれば私もすぐに申し込みますので。