「マーケのやつらは、何をやっているのかわからない」「あいつらは、現場の苦労がわかっていない」と言うが、、、。おまえもだよ。~部長のお仕事(3)
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「あいつら、なにやってるのか全然わからない」
「あいつらは、現場の状況や苦労がわかっていない」
これは、マーケティング部門、事業企画、ブランドなどの本部に対して、営業部門の者が良く言う言葉である。
これは、自分の業績が悪くなったときの悪者探しだったり、頭が良さそうな人への僻みであったりすることが多いようだ。
このようなことを言う者がいると、私は必ず質問している。
「ところで、君は彼らに対して、自分が何をやっているかを、どうやって伝えているの?」
「なぜ、そう思うの?事実としてどんなことがあったの?」
「わかる努力しているの?彼らには聞いたの?」
と。
自分の部下が、他部門を理由もなく非難することをマネージし、他部門の様々な活動に感謝と尊敬を持たせ、円滑な協力関係を維持することは、部長の重要な仕事の一つである。
部下が言ったことの事実関係も調べずに、一緒になって他部門を非難している部長は、人材を育てるどころか、組織の中で「人罪」、「人災」になっていると言ってもいいだろう。
さて、皆さんは言ってないだろうか、言わせていないだろうか。
予断だが、こんな時に、
「twitterを使えば、みんなが何をやっているかがわかり、、」
では、浅はか過ぎますぜ。 twitterは非常に有用なのだが、問題は根本的なところにある。
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