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事業承継という職人親子の新たなスタートを見た。 日大二高の後輩が継いだ『西麻布・寿司勇』が2年ぶりのオープン!

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今から12年ほど前に、三井物産にいる後輩のような友人に連れられて訪れた西麻布のお寿司やさん『寿司勇』(すしゆう)。

そのカウンターには、既に二代目として修業中の若き板前がいました。

その日がちょうど25歳の誕生日という彼が、偶然にも私の母校である日大二高の後輩で、かつ、私が卒業した後の春に、高校3年の時の担任が、中学1年生の彼の担任となったという偶然により、高校の先輩・後輩という繋がりがスタート。

当時は、接待も盛んな時代・時期でもあったので、よく通い、初代の大将(後輩の父)とも、酒を酌み交わす仲として、また、親子喧嘩のようなやり取りも何度も見ながら、美味しい食と酒を頂きました。

10年の月日が流れた頃、お店は借りていたのではなく、買っていたのですが、そのビル自体が地上げとなり売却することになりました。
すぐに見つかるだろうと思ったお店はなかなか見つからず、12年目となった先週金曜・土曜に、プレオープンということで、ご招待頂きました。

2年も時間が掛った理由は、リーマンショック前に既に不動産バブルのピークが来ており、最も高いところで売却ができたものの、なかなか買い物件が出てこない。

元々、六本木通り沿いの西麻布交差点から50mほどの好立地であったことから、それに準ずるような物件はなかなか見つからず、賃貸で再開しようとしたら、貸主が急に条件変更を強いようとするトラブルに見舞われて、中止。

そうこうしているうちに、昨年の終わりごろに物件がみつかり、やっと開店にこぎつけたという2年間でした。

新潟の高校野球名門である吉田商業のエースがボールを包丁に持ち替えた、18歳の色白だった少年も、今は、からだも、腕もしっかりした、若き職人に育ち、カウンターのなかは、二代目と若き職人の舞台となりました。

私からすると、高校の後輩、高校野球をやっていたことでの後輩として、見守ってきた2人が、新装開店のカウンターに立つ姿を見て、その成長を感じ、更に、店を閉じていた2年間の話を聞きながら、これで事業承継も、暖簾も大丈夫だと、安心できました。

そんな西麻布・寿司勇のプレオープンで頂いた素晴らしい食を写真だけですが、おすそ分けしたいと思います。

※エントランスは、数多くの花が届いていたので、写真を撮りませんでした。
 ちなみに、以前にWeb記事でインタビューにご協力頂いた桂小金治さん、アルピニスト野口健さん、藤井フミヤさんなどの著名人から、昔からのお客様で大企業の役員だった方などの名前が連なってました。

※ICT系の方も多く、半導体系、昔はリーマンなどのフィナンシャル系(今は。。。)、商社、業界、、、あまり偏ってなかったですね。

※六本木ヒルズのグランドハイアット東京ホテルからの送客も結構ありましたね。
 というのも、外国語対応が、英語・イタリア語・ロシア語を少々+最近は中国語も?
 グローバル対応のお寿司屋さん、なかなか無いと思います。

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入ってスグのカウンターを望むカット。
カウンターに入っているのが二代目、フロアにいるのが初代の大将です。

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入ってスグ右にある個室は8席ほど。
2階にはお座敷もありますが、今回は写真無しです。

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冬は「あん肝」。辛口の日本酒によく合います。。。が、この日は所要があり車できたのでお酒なしという。 寿司勇に来て酒を飲まなかったのは初めてかもしれません。 ほんと、残念。

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ヒラメのお造り。

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自家製の干物が1つの売りです。 麻布十番の干物やさんは、ここで教えてもらって、始めたらば、居酒屋も干物やも大ヒット!という。

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今日の鯵(あじ)はイマイチだったというのを無理に出してもらった。
が、うまかったですけど。。。

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穴子の漬け焼きです。 長ねぎと一緒に。
見てて思いだすだけで、「ジュルッ。。。」となります。
(穴子が一番すきなので、梅雨時期に向けて脂がのってくるのが楽しみです。)

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そして、握りのスタートです。
料理も色々食べると、お腹一杯になっちゃうという方は、シャリを少なめにということで、お願いしておくと良いかもしれません。

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中トロです。

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炙り(あぶりトロ)。
大将は、「俺が最初だ!」とよく言っていました。
(本当のことはわかりません。)

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かいわれ昆布〆。 うまい。

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赤貝。 身が厚く、プリッとした、立派な、、、。

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小鰭(コハダ)。 鮮度と〆具合が命。

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〆鯖(しめさば)。 これでシーズンも終わりますね。

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いくら醤油漬けを軍艦で。

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雲丹(うに)は、軍艦ではなく握りで。

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やったー! 穴子の握り。
塩と柚子でもオイシイんですけどこの日はツメだけで頂きましたよ。

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おまけ で出してくれた仕込み中のマグロの中落ちをネギトロ&タクアントロで。
特に、沢庵にトロは、やばいです。(正しい食レポではない「やばい」という表現・・・)

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お腹に余裕があったら、最高にうまい稲荷寿司も。
(お土産用に、巨大太巻きもあります。)

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出汁巻きは、端っこをいつもお願いしています。
砂糖など味が寄って、ヘリの焼き具合も良くてうまいのです。

最後でも良いのですが、ツマミの後の中締めとして、握りの前あたりで食すると、切り替えができて良いです。

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締めは、しじみの味噌汁。
酒飲みの友ですね。

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お酒飲めなかったので、お土産でもらっちゃいました。

岐阜の三千盛の本醸です。
帰宅して、ぺろっと飲んじゃいましたが、2年ぶりでうまかったー!

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◆場所

Map_nishiazabusushiyou

星条旗通りよりも、1本だけ六本木通りに寄った路地で、ガーナ大使館の斜め前あたりです。

港区西麻布1-4-15 (戸建を改築しています)

電話:03-3403-6467

休業:日曜日、お盆(築地の休業時期)、年末年始 (おそらく。)

営業時間:18:00~24:00 (ラストオーダー 23:30)

Webサイトは近日公開予定!

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