自分の限界を決めない
AR COMMONSにて、慶應義塾大学 環境情報学部准教授兼政策・メディア研究科委員(湘南藤沢キャンパス) 加藤文俊先生とお会いしました。(SFC研究所 ケータイラボのメンバーでもあります。)
シンポジウムの慌ただしい空間で、ご挨拶程度のコミュニケーションしかできず、日頃もメール上でのコミュニケーションのみでしたので、早速ですが、在宅ワークの合間の夕方にSFCまで足を運んで、春学期最後の研究会にお邪魔してしまいました。(この機会を逃すと秋になってしまうので。)
<加藤先生・学生のみなさんには、急な訪問にも笑顔で迎えて頂き、感謝です。>
加藤文俊先生の研究会は、SFCのドコモハウスというメインのキャンパスエリア(入って右側)ではなく、左側の林の向こうにありました。
丸2年ほどSFCに足を運びましたが、このエリアは素晴らしい! 近代建築のメインエリアとは真逆で、人とか温かさを感じる建物でした。
さて、春学期(自分の時代は、前期といっていたような記憶があるのですが)の最後というだけではなく、9月卒業という4年生が多数いるとのことで、どんなファイナルプレゼンになるのかと、興味津々で見せてもらいました。
(加藤文俊研では、プレゼンを20秒x20スライドというルールで行っているということで、社会人でも見習ってみては?と思うようなタイムマネジメントがなされています。)
以下、6人の4年生によるプレゼンのタイトルですが、
- ゲリラメディア
- まちでのはなし
- ジブン(ジ)テン
- まちのマーチ
- アイディア・ノート
- cinemat~
おもしろい。フィールドワークも重ねており、リアルな匂いがしました。
(あえて、ここでは、個別のプレゼンについてのコメントは差し控えさせて頂きますが、非常に良かったです。)
4年生のプレゼンの後、加藤文俊先生もルールにしがたい20秒x20スライドの総括プレゼンをされましたが、良い話が、ギュッと凝縮するプレゼンで(Sexyの定義とか)、その中でも
「愛」「勇気」「なんとかなる」 という3つのキーワード、大事だなぁと思いました。
講義の最後に、学生さんのリクエストにより、「ダメだし」的なコメントを欲しいというリクエストがあり、加藤先生が、約20名の全員、一人一人に、愛のあるコメントをされてました。
その中で、本ログのタイトルとさせて頂いた「自分の限界を決めない」という指導がありました。(本当に、素晴らしいと思います。)
私自身も、自戒も込めて、「自分が自分の壁を作る、その壁を超えるのは自分」と言ってきましたが、なんか、似てるなぁと。(勝手に共感が、相手への気持を高めるということで、大事にしているわけですが&ちょっと安心感。)
「自分の限界を決めない」ということと相関しているか、していないか、曖昧で自信もありませんが、
- 様子をいつまでみているの?
- べきことをやろう!
- やり切ろう!
というテーマを加藤文俊研の学生さんに贈りたいと思います。
そして最後に、
5年目と6年目の間の5.5年目で卒業していく4年生の為に、 『卒業制作展F5.5』 というタイトルで、2009年7月24日(金)~7月26日(日)の12:00~18:00に展示が行われます。
6人のプレゼンタイトルに興味をもたれた方、F5.5サイト(←このサイト、カッコイイと思います。)を見て興味を持って頂いたかたは、是非とも足を運んで、リアルな匂いを感じていただければと思います。
(もちろん、私も、足を運ぶ予定です。)