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仕事に絡んだ四方山話などを徒然にと思いつつも、読んで興味深かった本ネタが多くなりそうでもあります。

【参加してみました】積読本昇華のススメ

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 先日、お世話になっている東京朝活読書会(エビカツ読書会)での、ちょっと変わったワーキング「ツンドクブ」に参加してまいりました。ちなみに「ツンドクブ」とは、、“骨太本でも「二時間あれば、内容を把握できる。“詳細を読み込むべきか”の判断ができる」という「部活」”となります。

 今回のテーマは『ソーシャルシフト』、ループスの斉藤徹さんがソーシャルメディアのあり様についてまとめた1冊で、出版は意外と古く2011年11月。事例等の鮮度は古いのもあるかなと思いながらも、今回のために購入、、前々から気にはなってたのですが、タイミングが合わずにズルズルと逃していたんです。。

 こちら、ハードカバーで300Pを越えるボリューム、これを1時間足らずで理解するというのですから普通に読むだけでは終わるわけもなく。読む目的、読むにあたっての疑問、そしてアウトプットで共有などなど、参加メンバー全体で読むような感じでした、、「部活」という言葉が示すように、ワイワイガヤガヤと楽しかったなぁ。。

 ちなみに私は「ソーシャルメディアを情報基盤として捉えた場合の、社会的、個人的な位置づけは?」との情報のキュレーター的な視座から入り、「ソーシャルメディアが広がった背景とこれからでてくるであろう社会的な問題」、「情報発信が双方向に行われるようになっていることと、その課題」「今後のビジネス組織のあり様の変化」などを問題意識としてざっと追いかけてみました。

 正直言って、時間は全く足りなかったのですが、少なくともこのまま読み進めようと感じられたのは大きな収穫かなと、『読書の技法』でいう“速読”に類するなぁとも、なんとなく。

 シメには「2020年の東京五輪の時の“ソーシャルメディア”のあり方は?」なんてお題もいただいて、いろいろと朝から濃い時間を過ごせました。個人的に「ソーシャルメディアは人の現実での関係を補完するツール」と漠然と思っていますが、2020年においては「現実の“おもてなし”につながるような関係を築くためのツール」として社会インフラになっているといいかな、、と。

 ん、広義での「情報」に困った人が、まず訪れるのはどこだろう、、いや、どこであるべきか、というのを考えて、かつ、実現していけるようになりたいですね、と徒然に。



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