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「誰かが教えてくれることを信じるのではなく、自分で考えて行動する」ためには、矛盾だらけの「現実」をありのままに把握することから始めるリアリスト思考が欠かせません。「考える・書く力」の研修を手がける開米瑞浩が、現実の社会問題を相手にリアリスト思考を実践してゆくブログです。

国語がキライだったので読解力研修を始めました?

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こんにちは。「プロ講師に学ぶ 達人の技術を教えるためのトーク術」を連載している、開米瑞浩(かいまい みずひろ)です。

これからこの誠ブログを書いていくことにしましたのでよろしくお願いします。

さて記念すべき1本目に何を書こうか、と考えているうちにふと思い当たったのがこの話でした。

「国語がキライだったので読解力研修を始めました。

話せば長くなりますが、ただいまの私の主な仕事は「読解力・図解力」というテーマでの企業研修講師です。

もともとは「図解力」オンリーでやっていたんですが、実際は「図解」をするためには何よりも「読解力」のほうが欠かせない、ということに気がつきまして、2006~7年頃から「読解力・図解力」をワンセットにした研修プログラムを開発し、大手メーカーさんを中心に提供しております。

そんなわけでことあるごとに「読解力・読解力・読解力」とツイートしまくっている私なのですが、そもそもなぜこういう「読解力」メインの研修プログラムを作ったのだろうか、と考えると、

実は、国語がキライだったからではないか

という気がしてなりません。

小学校のことはあんまり覚えていませんが、中学高校での私のキライな科目ナンバーワンは「国語」だったのです。
そんな私が今では読解力研修をやっているわけですが、その経緯を率直に言うと、

かつて国語という科目を馬鹿にし嫌っていた自分を反省してやりなおしている・・・・・

というものではまったくありませんで、それどころか話は逆です。

まったく役に立たない国語教育が世の中にはびこっているのに腹を立てて、それなら自分で「本当に役に立つ国語教育」カリキュラムを作ってやる!

と四苦八苦した結果が現在の読解力・図解力研修プログラムと言うわけです。

そんなわけで、究極のゴールを「国語教育の構造改革(笑)」において今日も開米は活動しています。

今後ともよろしくお願いいたします!
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