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キングジムファイリング研究室の野原淳です。情報を収集し、蓄積し、検索し、作成し、活用する一連の流れを、便利に、楽しく、速やかにする整理のしかたや工夫、便利なツールなどについて私の考えを書いていきます。コンサルティングでは話さない、小さな改善や未完成のアイデアなども紹介したいと思います。

道具をうまく使う ~ピットレックの使い方 変化球編~

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  皆さんこんにちは。キングジムファイリング研究室の野原です。

 今回は前回に引き続き、ピットレックの使い方、変化球編です。ピットレックの特長をうまく使えば、名刺ホルダーという範囲を超えた使い方もできるのでは?というお話です。

 

【ピットレックをマメモのように使う?】

 マメモはピットレックと同じ日に発売された、デジタル卓上メモです。

 マメモは便利なのですが、あくまでも卓上メモであって、持ち歩くものではありません。形状もそのようなことを考えたものにはなっていません。

 ところで、出先で、こんなことはありませんか。

 「何か書くモンないかな?あ、レシートの裏でいいや。...しかし、このメモ、絶対に失くすぞ」

 メモを取るのはいいのですが、なくしては意味がありません。

 このように突発的に発生したメモは、「戻す場所」がないケースが多く、なくす、どこにしまったか忘れる、などの結末になります。

 そこで、ピットレックにメモを集約することをひらめきました。ピットレックに付属している透明シート、これは規定外サイズの名刺を読み取るためのものなのですが...。

 これにレシートを入れて撮影してみると...

20101019_28-01_誠ブログ_ピットレック変化球編.jpg

 「おぉ!読める!」

 OCRで認識しようとしますが、即座にスキップすると、その日の日付が入り、英数欄にストックされます。

 これで、標準microSDカードでもマメモ約18台分の容量を持つ、カラーデジタルメモの出来上がりです。(※)

 この機能をもっと便利に使うべく、ピットレックで読み取るのにぴったりのチョイメモはないかと探したところ、こんなものを見つけました。

20101019_28-02_誠ブログ_ピットレック変化球編.jpg ミドリの「カードメモ」というカードサイズのメモ(写真左)で、トレーシングペーパーのように薄いメモ用紙が31枚も入って何とカード2枚の厚さ、重さはカード1枚分。ピットレックのケースにもちゃんと収まります。

 ブロンズというカラーが、ピットレックのケースにピッタリだったので、この色を選びました。ピットレックのケースにもちゃんと収納できます。

 このメモなら、絶対に持ち歩く名刺入れや財布に入れておいても邪魔になりませんね。

 このメモは紙が薄過ぎて、次のページのメモが透けて見えるので、書いたらピットレックに記憶して、どんどんちぎってしまう方が良いです。

 どうしてもメモは手書き、という方にはお薦めです。

 この方法を発見したのは私のメモによれば、今年の8月24日。オレは天才だ!と思ったものですが、すでに8月19日の日付でどこかのサイトに紹介されていました。(何のサイトかは忘れてしまいましたが...。それこそ、メモしておくべきでした)

 

【ピットレックをお気に入りスポットガイドとして使う】

 お気に入りのお店やスポットを、どうまとめるか。これもまた、永遠のテーマです。

 今は紹介サイトなどもたくさんありますが、一つのサイトだけでは不十分だったり、必要な情報が手に入らなかったり、今与えられた条件で探せなかったりと不便なこともあります。

 特に生活圏が地方の私としては、こうした不便さの上、東京と違ってお店の登録件数が格段に少ないのも難点です。

 結果、私は自前でそうした情報をまとめています。行く場所、探し方が自分仕様でまとまっていくので、利便性が高いものが結構短期に出来上がります。ただ、その保存形態にはずいぶん苦労しました。テキスト、エクセル、色々やってきて、今はエバーノートとなっています。

 しかし、エバーノートはネット接続できないと使えません。WILLCOMとWiMAXが私の全ネット接続環境ですが、場所によっては両方とも「圏外」ということも珍しくありません。

 で、ピットレックです。お店に行くと、名刺大のカードが置いてありますよね。

 いいと思ったお店に入った時、もらって来るのですが...、大抵そのままなくしますよね。戻す場所、管理する術がないものはなくします。パンフレットの住所部分などをちぎって透明シートに挟んでもOKです。住所や電話番号が記載されていれば、レシートでもいいです。

 これを読み取るわけです。名刺が入ったマイクロSDとは別にしてもいいかも知れません。

20101019_28-03.jpg こんな感じです。氏名がお店の名前、会社名は地域名にしてみたらどうでしょうか。

 登録順、閲覧順でも探せますし、住所や電話番号は画像で確認。地図は名刺の裏面機能を使います。メモもできるし...。

 これならネット接続環境がなくても怖くない。どうせなくすからイイやと、カード貰っていなかった方、これがあれば大丈夫です。

 

【ピットレックが作ってくれた、新しい「戻す場所」】

 整理・整頓をうまくやるためには、「戻す場所」を用意することです。

 そうした場所がないものは、手に入れてもなくすか、どこに置いたか忘れます。

 しかし、ピットレックはそうしたものをとりあえず入れておく場所として、非常に便利な機能を備えていると言えるでしょう。イラスト、地図、マーク...。コンピュータには分からなくとも、目で確認できれば良いから、とにかく手軽に保存したい、というものは結構たくさんあります。

 ピットレックを単にデジタル名刺ホルダーではなく、

  • 画像として保存できる
  • 常に持ち歩ける
  • 画像に氏名、会社名というタグをつけ、検索できる

という機能に絞った情報ツールとして解釈すれば、かなりいろいろ使えそうです。

 

※2010/12/7追記
「標準のマイクロSDカードでマメモ約18台分の容量を持つ」という表現が不適切であると弊社開発から指摘がありましたので訂正いたします。「標準のマイクロSDカードでマメモ約18台分のページ数を持つ」という表現が適切です。

Comment(2)

コメント

はじめまして。
ピットレックをお店などの情報管理に使う、という手はオイラも考えついたのですが、手書きメモをファイリングするのは思いつきませんでした。
まだまだ正しい使い方を外れた楽しい使い方がありそうな気がしてきました。

コメントありがとうございます。
ピットレックは色々な使い方がありますよね。名刺整理にとらわれない、自分だけの使い方を発見して、身の回りの不便なところが改善されると楽しいですよね。何か見つけたら教えていただければ幸いです。
ちなみに、ピットレックの使い方はまだ続きがありますのでお楽しみに。

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