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世の中にはまだ知られていないスポーツがたくさんあります。日本では知られていないけど海外では有名だったり、いまこの瞬間に生まれているスポーツや、障害者の方が楽しめるスポーツなどなど。このブログでひとつでも新しいスポーツを知っていただき、ぜひ楽しんでもらえればと思います。

オリンピックが東京に アベノミクスならぬスポーツミクスが放つ三本の矢

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 2020年のオリンピック・パラリンピック開催地が東京に決まりましたね。これ以上ないほどの明るい話題だと思います。賛成派、反対派色々意見はあるかもしれませんが、決まったからにはオリンピックを、そしてオリンピックが開催されるまでの7年間を楽しんでいこうじゃありませんか。


 さて、オリンピックの話題と言えば必ず出てくるのが「経済波及効果」。東京都はオリンピックまでの7年間で3兆円と試算し、民間の調査機関では150兆円なんて数字も出ています。


 実際、オリンピックが開催されて、その後にならないとどれくらい経済に寄与したのかは分からないところではありますが、少なくとも多くの人の「気持ち」はプラスになっていることだと思います。


 ただこの東京オリンピックの「経済波及効果」。果たしてスポーツはどれくらい寄与しているのでしょうか。オリンピックはスポーツの祭典なのでもちろんスポーツが及ぼす経済効果だと言うのは分かりますが、インフラ整備や運輸・宿泊サービスなど、スポーツと言うよりオリンピックと言う「大きなイベント」に伴う経済効果だと私は考えています。


 と言うわけで、純粋にスポーツが発展することによって得られる経済効果はどのようなものがあるか、アベノミクスならぬスポーツミクス三本の矢ということで3つほど挙げていこうと思います。



スポーツミクス三本の矢


1、スポーツをすることで健康に(社会保障給付費の抑制)


 ご存知事とは思いますが、年々社会保障費は増大の一歩をたどっています。すでに社会保障給付費は100兆円を超えています。これからさらに少子高齢化が進み、高齢者の医療費は増大していくことが予想されます。


 そこでスポーツ子供のころから行うことで、健康な体を作っていきます。また、高齢者向けのスポーツを展開することで、健康寿命を延ばし、医療費の削減を図っていきます。削減できた社会保障費でさらにスポーツの普及を促進します。


2、スポーツをすることで経済活性化(消費の刺激)


 現在、日本はデフレからの脱却を目指しています。デフレから脱却するためには消費を促すことが大事です。スポーツをすることによって、新しいシューズやウェアを買う、スポーツの後に仲間と飲みに行く、スポーツをするために移動をする。


 スポーツをすることは消費活動を生み出します。より多くの人がスポーツをすることにより、体育館やグラウンドの設備が必要になるかもしれません。そうなれば建設業にも波及していくでしょう。


3、スポーツをすることで職が増える(雇用の創出)


 2番目の消費の刺激に関連することですが、消費が刺激されればそれだけ雇用が生まれます。スポーツ用品業界や飲食業はもちろんですが、多くの人がスポーツをすればインストラクターや、高齢者・障害者向けのスポーツトレーナーなども必要になってくるでしょう。


 こういったトレーナーにオリンピックに出場した選手を充てていけば、問題になっているスポーツ選手のセカンドキャリアについても対策が取れるでしょう。



主役はあくまでもスポーツ


 当たり前と言えば当たり前のことですが、オリンピックは平和のそしてスポーツの祭典です。開催に伴うインフラ整備も必要だと思いますが、主役はあくまでもスポーツ。2020年の東京オリンピックに向けてより多くの人にスポーツの楽しさを再確認してもらい、東京オリンピックが終わっても楽しくスポーツができる環境を整えて欲しいと思います。


 それとオリンピック種目以外のスポーツにもぜひスポットライトが当ててもらいたいですね。例えばワールドゲームズで行われているスポーツも一緒にやってみるとより多くのスポーツを知ってもらう機会になると思います。案外知らないスポーツでもやってみたらはまってしまうこともありますから。


 パラリンピックにも是非注目してもらいたいです。障害者スポーツはまだまだ一般の方には知名度が低いことは否めません。しかし、パラリンピック期間中にはパラリンピック種目の素晴らしさ、そして苛酷さも生でそしてテレビで見ることになるでしょう。


 そこからさらにオリンピック・パラリンピック以外にデフリンピックやスペシャルオリンピックスなどにも興味を持ってもらえる方が増えてくるとより障害者スポーツが根付いてくることになると思います。

 


スポーツは社会にどのような影響を与えるか


 この東京オリンピックは、スポーツが社会にどのような影響を与えるのかを考えるいい機会になると思います。一時的なイベントで終わってしまうものなのか。それとも永続的に社会になにか与え続けられることができるものとなるのか。


 来年度からパラリンピックの主管が文部科学省に移る方針も発表されています。その先にはスポーツ庁の設立も本格的になってくるでしょう。


 これからの7年間で「イベントとしてのスポーツ」から「社会のインフラとしてのスポーツ」へと日本のスポーツに対する考えが大きく変わってくるのを期待しています。



オリンピックを目指す選手のことも忘れずに


 最後にいつものことではありますが、オリンピックを目指すスポーツ選手は資金で苦労をしている方が多いです。もちろんオリンピック種目以外の選手も同様です。最近ではスポーツ選手を支援するクラウドファンディングも多くなってきました。ぜひ皆さんもオリンピック出場を目指す選手を資金的にも応援していただければと思います。


 今週中に弊社サービスのスポクリでもオリンピックを目指す選手の応援を開始する予定ですので、クリックのほどよろしくお願いいたします。


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