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QRコードからケータイサイトではなくウェブサイトへ誘導

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Trialqr 前回のブログで、紙媒体に印刷されたQRコードからケータイサイトではなくウェブサイトへ誘導する「Q転直Pa」のことを書きましたが、ITmediaでも記事が掲載されました。
又、フジサンケイビジネスアイ(10月11日号)では、カローラ新型記事を抑えて一面トップ記事になりました。フジサンケイビジネスアイon the webでも紹介されています。

ブログを読んだCMパンチの佐々木さんに大変興味を持っていただき、紙媒体だけでなく、プロモーション映像にも使えることをHPで実証していただいています。

ケータイサイトではなく、ウェブサイトに誘導したい広告は、ケータイサイトでは限界があるのでウェブサイトのリッチなコンテンツで訴求したい高額商品だろうと想定していましたが、安価な日常品でもキャンペーン応募や会員獲得の広告ではQ転直Paが威力を発揮することに気が付きました。駐車場のTimesのポイントがたまるTimes Club Card入会キャンペーンのカード付チラシがあったのでQRコードからケータイで入会しようとしたのですが、名前や住所をケータイから入力しなくてはならず、途中で断念してしまいました。ウェブサイトに誘導できれば、こんなことは無いと思います。

最近の新聞広告に、よくケータイサイトに誘導するQRコードのみならずGoogleやOvertureなどの検索ボックスとキーワードが記載されているのにお気付きでしょうか?
紙媒体には紙面の限界がありますので、これらの広告主は明らかにケータイサイトのみならずウェブサイトにも誘導したい訳です。

広告に記載されたキーワードで検索してみますと、キーワードが固有名詞(陶陶酒のような)以外ですと、必ずしも広告商品のサイトがトップにくる訳ではありません。下手をすると競合商品のサイトがトップで、同じページに沢山の競合商品のサイトが出てきます。
なのに何故、検索キーワードを記載するのかと思い、何度も試してみますと、例外なく検索スポンサー広告のトップに広告商品のサイトが掲載されています。なるほど、こうやって連動させているのかと感心しましたが、オークションでキーワードの価格が決まりますので、トップにもってくるには相当の値を付けているはずです。

キーワードではなく「Q転直Pa」コードを記載しておけば、ダイレクトに広告商品のページに誘導できますし、そのコストはGoogle AdwordsやYahooなどのOvertureの十分の一か何分の一かで済みます。

こう考えて行きますと、「Q転直Pa」はGoogleのビジネスモデルへの挑戦でもあることに気が付きました。(笑)

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