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ビジネスとして定着するには10年はかかる。

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永井孝尚さんがCRMに関する日経の記事に関してブログを書かれていますが、私もこの記事を読んで永井さんと同じように感じました。

私自身も、1995年に米国でVantive(現PeopleSoft Enterprise CRM)に出会い、これは面白いビジネスになるに違いないと思い、三井Vantiveセンターを立ち上げたのが1996年4月でした。

それからは、顧客サポートの重要性、カスタマー・リテンション率の向上の必要性などなどを毎日のようにプレゼンテーションしてきました。あれから10年、前述の記事のよう,CRMは完全にビジネスの中に定着してきたようです。

当時はネットビジネスの草生期でもありました。バーチャルなネットビジネスを成功させるにはコールセンターは必須と訴えてきました。ところが当時はWebもダイアルアップの時代、なかなか本格的にビジネスが立ち上がらない内にネットバブルがはじけました。ところがどっこい、常時接続、定額制がインフラとして整った今、ネットビジネスも完全に社会に定着しました。

やっぱり新しいビジネスが定着するには10年はかかるんですね!

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