Twitterによる集合知の力と魅力
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今月の 「IT Leaders」 を読まれただろうか。基幹系SaaSの特集が組まれており、業界人のコメントとして、記事頭に、
「技術革新が加速している分だけ陳腐化も早い。すべてを自前でまかなっていては世の動きに追随しきれない」
そして、記事の締めとして
「例えばAmazon EC2では、アマゾンの本業である巨大ECサイトが問題なく動いている。それを考えれば、EC2のセキュリティや可用性が信頼に足ることは自明」
と私の言葉として記事化されている。通常であれば、この雑誌を手にして自己満足に浸り、終わるところだった。
この言葉の意図は、
「基幹系業務もクラウドでの検討をする時期が来ている」
ということを、読者に感じてもらうことが狙いだったので、ニアンスの違いはあれど、目標を達していると自己評価をした。
当然、上記の言葉は私見としてのものだが、みんなはどう思っているのであろうかと感じ、Twitterでつぶやいて見た。
良かった....
賛同していただける好意的な意見が多数であったが、そんな中に、
「そもそもAmazonとEC2は物理的にもNetwork的にも別の場所にあるんで全く無関係ですよ。だからAmazonが安定してるからEC2も大ジョブなんて事ありません」
というコメントを頂いた。多分、正しいのだと思う。本当は真偽を確かめるべきなのであろうが、きっと正しいに違いない。
自分の考えをつぶやいた時に、沢山の目にさらされ、間違っていそうな部分にコメントがもらえ、自分の中の集合知が修正されてゆく過程を垣間見ることができた。書籍では体感できない嬉しさ、楽しさである。
沢山のコメントを頂いた皆様に感謝。ありがとうございます。
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