サービスと利用者をつなぐ技術
今回は、当社ウイングアークテ クノロジーズのビジネスの一端をご紹介します。
前回のブログ 「お客様が見えない難しさ。」 でも述べたとおり、クラウド・SaaSビジネスでは、私達サービスベンダーは、お客様から見ると 「あちら側の人たち」 であり、実態がつかめません。
自社内にシステムを持たないクラウド・SaaS型のサービスでは、ユーザ・インターフェースが、より重要性を増してきます。つまり、
「サービスと利用者をつなぐ」
という技術が大きな意味を持つわけです。
例えば、業務の効率化を様々な局面で支える帳票。見積書や発注書、納品書、請求書、申込書、会計帳簿などを抜きにしてバックオフィス系のSaaS利用は検討できません。
ビジネスシーンにおける帳票とは
「たった一枚の紙に凝縮された長年の業務ノウハウそのもの」
であり、
「ビジネス同士を結ぶ事実上のインターフェース」
として機能しているからです。業務システムと、SaaS上で業務に合わせたきめ細やかな帳票出力機能を担う 「帳票SaaS/SVF」 を連携することで、利用者は帳票出力機能を取り込んだ業務の最適化が可能になります。
また、SaaS型サービスの活用に合わせ、企業内のシステム、そしてクラウド上に蓄積された販売・在庫などのデータを迅速に集計・加工し、経営者や業務担当者に見やすいグラフィカルな形式で提供することが重要です。「集計SaaS/Dr.SumEA」 は、誰もが必要なタイミングで必要な情報を確認できるため、経営の意思決定や生産性の向上に大きく貢献します。
このように、SaaSのメリットを享受し、ビジネスパフォーマンスを向上させるためには、一連の業務の流れに沿った、帳票やデータの可視化による、
「優れたユーザ・インタフェースが必要」
なのです。
「あちら側の人たち」とのコミュニケーション手段はユーザ・インタフェースだけなのですから。