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クラウド、SaaSを中心に庶民からの思いを無責任につぶやく

クラウド・SaaSビジネスは、ソフトウェアベンダーが提供するべきものなのか?

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クラウドやSaaSによるビジネスを進める中で、最近強く感じることがある。

それは、

    「SaaSビジネスは、ソフトウェアベンダーが提供するべきものなのか?」

という点である。

あえて言いたい....

 ビジネスで大切な事は、ソフトウェアや、そのソフトウェアで実現される機能ではない。SaaSやクラウドを活用することでもない。ユーザの

    「ビジネスパフォーマンスを上げられるかどうか」 である。

SaaSは、ソフトウェアベンダーが既存ビジネスの延長で行うものではない。コンテンツやモデルを保有している

    「ユーザがサービスモデルとして展開すべきもの」 である。

やはり、ソフトウェア機能の提供だけでは、サービスとは呼べないのではないかと感じるのだ。

その兆しとも思える興味深いデータがある。ASP・SaaS白書によれば、SaaS参入企業の33%はソフトウェアとは関係の無い一般のユーザ企業である。自社のビジネスのノウハウを、保有するコンテンツとともにサービスで提供しはじめているのである。

私見だが、ソフトウェアベンダーが提供するSaaSサービスよりも、業務に近く大きな成功をあげていると感じる。このようなユーザ企業によって、SaaSは単なるブームではなくなった。

Comment(3)

コメント

その通りだと思います。 以前、7,8年前にソフトウエアのASPがはやりましたが、単純にソフトのASPはあっという間に消え、結局は業務系アプリケーションのASPだけが残りました。 ASPのAがアプリケーションなのですから当然なのですが、、、。

John Smyth

Service as a Service?

吉田 賢治郎さま

コメントありがとうございます。
業務アプリケーションのプロは、お客様であり、
IaaSやPaaSのおかげで、ユーザ自身が簡単にサービスを作れますので、
SIerやソフトウェアベンダーの存在価値は大きく変化すると考えています。
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岩本

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