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ソーシャルの使い方を間違っているB級バイラルビデオ2本と、驚異のエピックビール

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タイトルの付け方からして間違っている典型的なB級バイラルビデオ。その名も「My Social Tattoo 」。B級にありがちな思わせぶりなタイトル。タイトルだけ聞くと、フェイスブックをテーマにした新しい映画なのかと勘違いてしまいそうだ。実際の内容は、彼女がフェイスブックで友人になった152人の写真を、彼氏の腕にタトゥーを入れてしてしまうというクレイジーな内容。


■ My Social Tattoo


彼女の手慣れた技術は大したものである。2週間経っても消えないクオリティーも褒めてあげたい。この夏、アメリカで流行ったりしたらどうしよう。

もう1本は、「Get closer to Andy Murray」というタイトルのバイラルビデオ広告。ヘッドという超有名なテニスラケットブランドのバイラルビデオ広告でありながら、”Like”ボタンの使い方が間違っている残念な例。


■ Get closer to Andy Murray


今のところ、「My Social Tattoo 」は視聴回数が130万以上と、まずまずの出足。一方、「Get closer to Andy Murray」は5万7千といま一つである。おそらく、シャワーシーンでの”Like”の使い方が間違っていたせいではないだろうか。ただ、ヘッド社には、これにへこたれず何度でもトライしてほしい(過去に90以上も発表しているが、これといってヒットした作品が見つからなかった)と思っている。バイラルビデオへの道も一日では成らないのだから。


最後は、ソーシャルとは全く関係のない、ベルギーのエピックビールという会社のバイラルビデオ。6月4日の記事「【バイラルビデオ広告】ハイネケンとババリア、どっちのビールがお好み?」で紹介した、ハイネケンとババリアとは全く異なるテイストの内容になっている。ハイネケンとババリアはオランダのビールメーカーだったが、国が違えばこんなにテイストも違うものなのか。この機会に、是非見比べてみてほしい。


■ Most EPIC beer commercial EVER


本当にこんな工程で製造されていたら、ちょっと飲むのをためらってしまいそうなくらいハチャメチャである。まあ、そこがこの作品の素晴らしいところでもあるのだが。最近、ビールメーカがもの凄い勢いで良質のバイラルビデオ広告を生産している。やはり夏本番を控えて気合の入り方が違うのだろうか。こうなったら、あとはバドワイザーを待つばかりだ。

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