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チュニジアの夜ならぬチュニジアの料理

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ジャズのスタンダードに「チュニジアの夜」という曲があります。アフロチックなイントロが印象的なアップテンポの曲で、それこそいろんなアーティストが演奏しているスタンダード中のスタンダード。

私が好きなのはソニー・ロリンズの「ヴィレッジバンガードの夜」での演奏と、アートブレイキ―&ジャズメッセンジャーズの「チュニジアの夜」での演奏。ロリンズはピアノレストリオでのリラックスした演奏が印象的だし、アートブレイキ―&ジャズメッセンジャーズはリー・モーガンとウェイン・ショーターの火の出るような演奏が迫力満点。普通ペットとサックスの2管で演奏します。私も学生時代に良く演奏した曲の一つです。

なんで急にチュニジアの夜について書きたくなったのかと言うと、昨日生まれてはじめてチュニジア料理を食べたから。社員全員参加の100社導入達成のお祝いを株主さんに開いてもらったのですが、いつもの居酒屋ではなく会社の近くにあるチュニジア料理店「ハンニバル」でやろうということになったからです。以前から気になっていて、一度入ってみたかった店でした。

味?もう最高でした。クスクスも美味しかったのですが、パンにつける自家製の味噌というかソースというか、それがもう最高でした。作り方を説明してもらったのですが、酔っていたせいか覚えていません。エスニック料理なのでもっと香辛料がきついと思っていたのですが、全然そんなことはなくちょっとイタリア料理にも似ているような気がしました。地理的にも近いせいでしょうか。

あと、チュニジアビールが美味かったです。くせのない飲みやすいビールでした。ただ、私の好みからいえばもう少し冷えていてほしかった。それだけが残念。そしてワイン。ワインも3本ほど空けたのですが、どれも美味しかったです。

学生の頃、チュニジアという国がどんな国なのかもわからず、ただやみくもに「チュニジアの夜」を演奏していたわけですが、せめてチュニジア料理でも食べてたことがあれば、少しは演奏に艶が出ていただろうと思いました。若い頃はお金も余裕もなかったわけです。

朝はひどい二日酔いだったのですが、いまはもうすっかり元気です。この後商談が終わってから、六本木でまたお祝いです。

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