テキストや写真の中に混じってキラリと光る動画
動画を使った企画を考えるとする。たいていは、いきなり動画だけを切り出して、動画を単独で配信することに集中しがちになる。コンテンツ=動画という考え方だ。もの凄い存在感のある動画ならそれでも十分成り立つかもしれないが、そんな凄い動画なんてそうそうあるもんじゃない。結局は予想に反してあまり視聴されないという悲惨な結果に。。。
ビムーブVIDEOを採用いただいているお客様の中に、動画をコンテンツの一部として上手く使っているウェブサイトがある。サンケイリビング新聞社さまが運営する「シティウエーブ」というウェブサイトがそれだ。
Lifestyleというコンテンツがあって、クリックすると「とことんネホハホ」という、OLが毎回いろんな習い事に挑戦し、その体験をレポートするという企画がある。コンテンツの中心はテキストと写真で、一通りの説明が終わった最後に動画ですべての過程を振り返るという流れになっている。ここでの動画の使い方が絶妙だ。
動画だけがでしゃばることなく、テキストや写真の中に混じって動画がちゃんとコンテンツの一部になっている。最後に動画を見ることによって、それまで説明してきたことを実際に目で見ながら振り返ることができるため、間違いなく理解度が深まる。
今回はスクラップブッキングの作り方を紹介しているのだが、最後の動画が非常に効いている。テキスト、写真、動画が上手くそれぞれを補完し合っている。
■ http://www.citywave.com/lifestyle/nehohaho/081029/
※ 一番下の方に動画がある。
ウェブサイトのコンテンツは長い間テキストと写真が主流だったわけで、それら他のコンテンツと動画をどうブレンドするかが、動画配信の企画を考える際は重要になってきそうだ。
「シティウエーブ」では他にも「電脳さとしの部屋」というブログがあって、ここでも動画が上手く使われている。