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テレビCMを動画で配信するメリット(三井のリハウス)

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ビムーブVIDEOが、三井不動産販売株式会社様が運営する三井のリハウスのCM動画配信サイトに採用された。先日の三井のリパークのCM動画配信に続く、ビックなユーザー事例だ。テレビでもおなじみの「内見に来てもらう日」篇と「あの家のことでみんな頭がいっぱい」篇の2本が見れる。

三井のリハウスのCM動画配信のサイトはこちら。三井のリパークとはまた違った、なかなかグッドなインターフェース。壁紙もダウンロードできる。
■ http://www.rehouse.co.jp/rehousegirl/index.html

企業側にとってテレビCMを動画で配信する一番のメリットは、コストがかからないということにつきる。テレビ用に制作したCMをそのまま使うわけだから、制作コストが一切かからない。こんなにおいしいコンテンツの2次利用はそうそうない。配信するコストも、動画配信ASPサービスを利用すればコストをほとんどかけずにすむ。ところが、テレビの場合はそうはいかない。制作したCMを流すために、膨大なコストをかけて広告枠を抑えなければならない。

365日24時間配信できるというメリットもある。テレビだと、放映できる時間が限られてしまう。せっっかくコストをかけて制作したCMなのに、放映できる回数が限られてしまうというのは、考えてみればもったいない話である。ところが、インターネットなら基本的に365日24時間配信可能だ。テレビではとうてい考えられない話である。

テレビCMの動画配信は、配信する企業側だけにメリットがあるわけではない。見るユーザー側にも、ちゃんとメリットがある。まず、好きな時間にゆっくり見れるというメリットがある。テレビのように、決まった時間にテレビの前に座って待っている必要がない。それに、何回でも繰り返して見ることができるというメリットも大きい。”リハウス”が目的ではなく、リハウスガールの山下リオさんが目的のユーザーには、タダで何回でも繰り返して見れるというのは、この上ない喜びなのである。

ここにきて、テレビCMを動画で配信する事例が急に増えてきたが、考えてみれば、テレビCMは動画で配信するのに向いているコンテンツだ。一番の理由は、なんといっても時間。テレビCMの長さは、たいてい30秒くらいである。長いCMでもせいぜい60秒くらい。この時間の長さは、動画で配信するには最適だ。

そんなことから、テレビCMを動画で配信する企業が今後も増えてくるのは間違いない。Flashを使った見た目にカッコいいデザインと、配信コストを抑えられるASPサービスの登場がそれを加速させている。

サービス提供側として一つだけお願いががある。できれば、歴代リハウスガールのテレビCMを動画で配信してほしいものだ。宮沢りえ、坂井真紀、一色紗英、蒼井優、夏帆と、いま思えばそうそうたるメンバーが顔を揃えていたし、井上真央と宮崎あおいも姉妹役で出演していたっけ。

配信する動画の数が増えても、ビムーブVIDEOの料金は一緒ですから。。。

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