オープンソソースを徹底的に使いこなす
ビムーブはコストダウンをはかるために、様々な施策を取り入れています。たとえば、印刷はモノクロが基本。お客様に提出する資料も、印刷して持っていく時はモノクロにさせてもらっています。どうしてもカラーで欲しいというお客様には、PDFファイルを郵送して自分で印刷してもらうようにしています。これでかなりのコストダウンがはかれます。
パソコンもいろいろ検討した結果、秋葉原のパソコンショップで組み立ててもらうことにしました。これが驚くほど高性能で、低価格。最近は、メーカーの製品も確かに価格は下がってきていますが、やはり秋葉原のショップとは比べ物になりません。
もう一つ、オープンソースを徹底的に使いこなすという施策を取り入れています。たとえば、ビムーブではマイクロソフトオフィスは使わない方針です。1本数万円するライセンスの購入をケチっています。CTOの発案により、OpenOfficeを利用しています。このOpenOffice、良いですよ!マイクロソフトオフィスとの互換性も問題ありませんし、何の不自由なく使うことができます。
グループウェアもオープンソースの優れた製品がいくつか出ているので、どの製品を使おうかいまCTOが選定中です。市販されているグループウェアと、機能的には何の遜色もない製品がいくつかあります。ワークフローの機能まで提供されてる製品もあって、本当に驚きです。
社内インフラやツールに関して言えば、オープンソースを徹底的に使いこなすことで、かなりのコストダウンが実現できます。もちろん、社内にオープンソースに関する見識をもった人間がいることが必要ですが。ただ、オープンソースを導入して社内インフラやツール類に関するコストを下げようという動きは、確実に広がってきているように思います。
ビムーブが4月以降にローンチするサービスも、PHP、MySQL、ffmpeg、mp4bpx、red5などのオープンソースがこれでもかというくらいに活用されています。これによって、お客様に提供するサービスの価格をできるだけ安くしたいと考えています。
使い慣れるまでに多少に時間はかかりますが、オープンソースは活用次第で大きなメリットをもたらしてくれます。社内インフラやツール類に膨大なコストをかける時代は終わりを迎えつつあるような気がしています。
オープンソース、少なくともビムーブのようなスタートアップのベンチャーには必須です!