いろんなことがあり過ぎた2007年でした。
2007年も残すところあとわずかですね。毎年今頃の時期になると感じることなんですが、あっという間の1年でした。でも、今年は今までにないくらい感慨深いものがあります。なぜなら、2007年は、私にとって一生忘れられない1年になると思うからです。2007年は、今まで経験したこともなかったいろんなことが、一度に押し寄せてきた1年でした。最悪なことと、最高のことを同時に経験することができた1年でした。
2007年の始まりである1月から、そもそも歯車をかけ間違ってしまいました。冷静にその時の状況を判断していれば、もしかしたら気がついていたかもしれない選択ミスを、残念ながら自分で認めることができませんでした。それからというものはドンドン負の連鎖にはまってしまい、一番精神的にダメージを受けたのは6月から7月の中旬にかけてでした。
突然梯子を外されてしまい、奈落の底に突き落とされてしまったのです。私にしてみれば、理不尽以外の何ものでもありませんでした。食事が喉を通らなくなってしまい、体重が減るという人生で初めての経験もしました。一時的に収入が途絶え、家計がピンチに陥りました。眠れないという経験も初めてしました。
この時期が本当に最悪でした。でも、自分にも落ち度はあったわけです。もとはと言えば、変だなと思いながらおいしい話に飛びついた私が自分でまいた種なわけですから。それまで築いてきた人間関係を大事にしなかったことに対する、罰が下ったんだと思います。
初めて経験した身内の死も堪えました。身内の死は、家の中を暗くしてしまいます。今年の我が家は、これも初めて経験する喪中です。年賀状が出せませんので悪しからず。
ところが不思議なものです。最悪な状態と縁を切った7月の中旬過ぎから、今度は一気に最高な状態に向って物事が進み出したのです。まるで、私がその最悪な状態を断ち切るのを待っていたかのように。
その間、私自身ももちろん無我夢中で動き回ったのですが、何よりも一番の支えとなったのは、私の周辺にいる人たちの励ましでした。彼らのサポートがあって立ち直ることができたわけです。地獄から天国を経験することになった2007年という年は、未熟な私を少しだけ成長させてくれました。
2008年の4月から、私の人生の集大成というべき本当の挑戦が始まります。もちろん、たくさんの仲間の力を借りながらです。