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人生と仕事に必要な様々なことについて考えるブログ

最近子供に勝てる遊びが少なくなってきた。。。

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昨日は一日中子供と遊んで過ごしたのだが、一緒に遊んでいて、ちょっと愕然としてしまった。トランプにしてもUNOにしても、昔はほとんど負けることがなかったのに、昨日は何度やってみても一度も勝てなかったからである。最後の方は、本当に勝つつもりで真剣に挑んだのだが、それでも勝つことができない。ショック。。。

子供に、「手加減しないで、真面目にやってよ」と言われても、こっちは真面目にやっているわけで、決して手加減しているわけではない。そのうち、子供の方が気の毒に思ってきたらしく、「パパが勝てそうなオセロをやろう」ということになり、やっと勝つことができたという有様だ。子供に気を使わせるなんて、面目丸潰れである。

TVゲームも、いまはまだ私の方が勝つことが多いが、そのうちこれも勝てなくなってしまうに違いない。スピードや記憶力が求められる遊びに関して言えば、まったくもって歯が立たなくなってしまっているだということを、身を持って知らされた一日だったわけだ。

子供が成長していると考えれば、もちろん嬉しい。でも、その反面、今回の結果に相当な危機感を抱いていることも確かである。なぜなら、このままトランプにしてもUNOにしても、私が負けてばかりだと、そのうち子供の方が私と一緒に遊んでくれなくなってしまうのではないかと思っているからだ。

人間には、自分よりもレベルの高い存在に憧れる・挑戦しようという本能みたいなものがあると、私は思っている。少なくても、私にはそういった部分が少しあるわけで、簡単に勝つことがわかってくると、だんだん面白くなくなってくる。たとえば、親が子供と遊んでいても面白くないと感じてしまうのも、そういった背景があるからではないだろうか。

今までは、子供の方から、休日の度に「パパ遊んで」と言っては私にせがんできていたわけだが、こんな具合に子供の方から遊んで欲しいと言ってくるのも、今のうちだけなのかもしれない。まったく勝てない父親よりも、同じレベルにある友達と遊んだ方が面白いと思うようになるのは、当然のことだからだ。

そう考えると、子供と一緒に遊べるのも今のうちだけなのかもしれない。無下に、「仕事で疲れているから」と言って子供の誘いを断るのはやめにしようと、一応心に誓った。

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