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最近一番頭にきたこと:平気でぶっちする若者

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最近一番頭にきていること。続けてぶっちされた。ぶっち。。。日本俗語辞書によれば、

【ブッチ】授業など、出席しないといけないものを理由もなく意図的に休むこと。また、ここから転じ「約束をやぶる」「無視する」更に「電話に出ない=電話を無視する」「一方的に電話を切る」という意味でも使われるようになる。
※ 「日本俗語辞書」より
http://zokugo-dict.com/28hu/bucchi.htm

それでは事件の概要を説明する。いまの重要な経営課題が優秀な人材の確保ということもあって、最近積極的に採用活動を行っている。そして、事件はこの採用活動の途中で起きた。

一つは先週のことだ。何人かの面接希望者と面接をした後、人当たりも良く、必要な業務経験も持っていたAさんを、全員一致で採用することが決まった。すぐに、いつも連絡を取り合っていたメールアドレスに、採用が決まったことを伝えるメールを送る。

ところが、一向に連絡が来る気配がない。おまけに、心配になって自宅と携帯に頻繁に電話をかけても誰も出ない。何度も留守電を残したのだが、それでも結局はなしのつぶて。結局、諦めるしかなかった。

もう一つは今週のことだ。いま勤めている会社の業務終了後に面接をお願いしたいというBさん。まともな考え方である。その後本人と連絡を取り合い、夜の9時から面接をすることが決まった。ところが、約束の9時を過ぎても現れない。道に迷っているのかもしれないと思い、あらかじめ聞いておいた携帯電話に電話をかけるが、何度かけてもつながらない。

結局、1時間近く待ったものの、Bさんからは電話の1本もかかってくることはなかった。ついでに言っておくと、この面接のぶっちは先々週もあった。

たった3週間の間に、続けて3件もぶっちされてしまうとさすがに頭にくる。断られるのは全然構わない。こっちは、設立間もないベンチャーである。将来どうなるか、正直言って保証はない。それでも、こっちは直接会って、事業の将来性についてできるだけわかりやすく説明したいと思っているわけだ。

「他社に入社することが決まりましたから、御社の面接は辞退させていただきます」って、どうして電話くらいできないのだろうか。不思議でしかたがない。しかも、偶然かどうかはわからないが、3人全員が25歳前後の若者である。これでは、日本の将来が心配になってくる。

というわけで、今日のおじさんは怒っているわけです。もちろん全員がそうでないことはわかっている。でも、ちょっと残念。今日は良い人にめぐり会えますように!

Comment(9)

コメント

貧乏神

うーん、実際には何十件という募集に目を通し、十件以上は書類に応募して、さらに各企業事に一次面接、二次面接、三次面接と受けて、「これでようやく終わりか」と思ったら「不採用です」という通知が来て「振り出しに戻る」を何度も何度も経験する。こうい経験を重ねると、実はやってることは企業側も大差ない気もしますね。知らされるのは「不採用」の一言だけで、「今まで時間を割いていただき、まことにありがとうございました」みたいなことを言われたことはただの一度もありません。

三次面接、四次面接までやって不採用とするんなら、最初から不採用にしてくれればお互いに無駄な時間を使わずにすむのに。たしかに日本の常識では候補者の側が一方的に感謝し、謝罪するとされてるんですがね、何か釈然としません。

特に腹が立つのがjob descriptionも用意しない人事部!
まともなjob descriptionの一つも用意すれば無駄な応募を減らしてピンポイントでねらえるのに、これがないおかげで「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」となるので無駄の多いこと多いこと。本当に人事部って一体なにをやってる部署なんでしょうね。あれこそ日本企業の七不思議ですよ。

mohno

伊藤さんの指摘は「決めた約束が破られる」ことなので、就職や採用の苦労話とは違うでしょう。job description が重要だと思うなら、それがない企業は最初から候補にしないとか。
私は、名古屋まで面接に来てくれたのに、寝坊して電話で起こされたという苦い思い出があるので、何も言えません^_^;

貧乏神

>「決めた約束が破られる」こと
日本においては企業と個人の間で対等な取り引きや契約なぞ存在しませんよ。企業がシロと言えば黒いものも白くなります。
企業側にはモラルのカケラもないのに、候補者にだけはモラルを求める。それが対等だ、当然だと思うのが傲慢だと言ってるのです。

>job description が重要だと思うなら、それがない企業は最初から候補にしないとか。
うん、最近はそうするように心がけてます。その方が腐った人事部のある企業が避けられて、遙かに効率的ですから。

伊藤靖

貧乏神様>
コメント有難うございます。なるほどな、と思いました。私も8回ほど職場を変わっているので、貧乏神様の言いたいことは100%ではないものの、ある程度は理解できます。ただ、私が言いたいのは、そういう背景はあっても、ビジネスマンとして最低限のことはしなければならないんじゃないかということです。何回も面接をした挙句、不採用になることに対して釈然としない気持ちはわかりますが、企業も良い人材を採用するためにそれだけ必死だということです。私は、「断る」という電話はするべきだと思いますが。ビジネスの社会は結構狭いので、また何処でつながるかわからないわけですから。

伊藤靖

mohno 様>
コメント有難うございます。job description 、ベンチャーで決まった人事担当もいない会社では用意していないところが多いのではないでしょうか。やっぱり必要なんですね。反省しています。。。

なんかイタイ人がいるようですね
よほどこれまでツライ目にあって来られ得たようですが、おっしゃりようを見ていると、わかるような気がします。

会社の一員として一緒に働いていくって言うことは、決してプログラムどおりにはいきません。いろんなトラブル、予想外の連続です。そして、会社の人事(とくにわれわれのようなスタートアップ)は、いろんな苦難を一緒に乗り越えていけるような、パーティの一員を捜し求めているのです。時にそれはスキルよりも重要かもしれません。

何でもかんでも反体制志向の人間は、ゆとりのない、ともに進むに値しない人間としか、写りません。一見無駄に見えるような採用活動の過程も、そういった本質的な能力について、観察するためです。(伊藤さんの嘆かれる様に、約束や礼儀を欠いた人間など、もってのほかですね。)

採用する立場まで上がっていければ判る時がきますよ。がんばれ^^

mohno

> job description
要らないという人もいるでしょう。決めた仕事をこなしてくれる人を採用するときには用意すべきでしょうが、「仕事は作り出すものだ」なんて言う人もいますしね。まあ、企業理念がない会社は困りものですけど。
> 企業側にはモラルのカケラもない
貧乏神さんが挙げられた、
・知らされるのは「不採用」の一言だけ
・四次面接までやって不採用
という例は“モラルのカケラもない”と表現されるようなものではないと思いますね。男女雇用機会均等法が導入されたときは、採用する気もないのに女子の面接を受けていたとか聞いたことはありますが。

伊藤靖

ronde belle様>
コメント有難うございます。仰るとおりだと思います。結局、社会はどこかで繋がっているわけで、また何時何処で出会うかわからないとおもうんですよね。社会人として最低限のルールを要求することさえできなくなっている世の中なんでしょうか。

伊藤靖

mohno様>
コメント有難うございます。今回のことを肝に銘じて採用活動を続けようと思っています。今回は結局空ぶりに終わってしまいました。

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