インプレッションズを聴きながらソウルとR&Bの違いを考えてみた
今日、インプレッションズのABCパラマウント時代の紙ジャケCD5作品が届いた。全部持っていたのだが、ある事情があって7、8年前に全て手放してしまっていたアルバムばかりだ。その後もう一度買い直そうにも紙ジャケで再発されることがなく、今年になってやっと念願の紙ジャケCDが再発されたというわけ。
ABCパラマウント時代のアルバムは、どれもカーティス・メイフィールドが完全に主導権を握っていて、この後のソロ活動を予感させるような内容になっている。どのアルバムも名曲揃いで、カーティス・メイフィールドやソウル・ミュージックが好きな人なら絶対に気に入るはず。
それにしても、今日一日中仕事をしながらインプレッションズを聴いて思ったこと。彼らの音楽は、ソウル・ミュージックと呼べばいいのか、それともリズム&ブルースと呼べばいいのか。こんなどうでもいいことについて、あれこれ考えてしまった。そもそも、ソウル・ミュージックとリズム&ブルースの違いって何だろうって、昔から疑問に思っていたのだ。
僕はソウル・ミュージックという言いかたの方が好きなので、リズム&ブルースとは言わない。リズム&ブルースという言い方が、なんだか中途半端な感じがして好きじゃないからだ。ブルースというちゃんと確立されたジャンルがあるのに、リズムという言葉とセットで、またブルースという言葉が使われることに抵抗を覚えてしまう。
だから、レイ・チャールズもジェームス・ブラウンもインプレッションズも、僕にとっては全部ソウル・ミュージックになってしまう。もし、誰か明快にソウル・ミュージックとリズム&ブルースの違いがわかる方がいれば、是非教えて下さい。
ちなみに、iTunes Storeでは「R&B/ソウル」になっている。The Impressions名義のアルバムも意外なほど少ない。