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人生と仕事に必要な様々なことについて考えるブログ

自分の人生を変えるのに年齢は関係ない(と思う)

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去年の12月に、僕と同じ46歳になる友達と久しぶりに酒を飲む機会があった。お互いの近況報告と、彼の就職祝いが目的だ。その友達は、いろんな事情が絡んで、ここ最近仕事的に不遇の数年間を送っていた。でも諦めずに自分の道を探し求め続け、1年前に外資系IT企業の契約社員からはじめ、仕事ぶりが認められて何と正社員の座を射止めることができたのだ。しかも管理職のポスト。

久しぶりに会った彼は元気で、とても自信に満ち溢れていた。それは、今まで応援し続けていた僕までを嬉しくさせてくれた。「お前の言うとおり自分の人生を変えるのに年齢は関係なかったよ」。僕の友達はそう言った。

僕は自分の人生を変えるのが大好きで(転職が多いということです)、今まで8回会社を変わっている。しかも、最初に会社が変わったのが35歳だったので、どちらかというと転職適齢期という旬の時期を過ぎてからチャレンジし続けていることになる。人からは「運が良かっただけ」とよく言われるけど、さすがに運だけを頼りにして8回も会社を変わる気にはなれない。

中には、それこそ大切にしていた何千枚というCDを全部売り払ってまでして、生計の足しにしていたような、最悪の状態も経験している。

自分ができたことは他人にもできるはず。僕はそう思っていたから、いい仕事に就くことができないで悩んでいた友達をずっと励まし続けてきた。「俺にできることがお前にできないはずがない」って言い続けながら。

僕の回りには、40歳を過ぎてから自分の人生を変えることに成功した人間が意外にに多い。転職して成功した人間、独立して成功した人間、起業して成功した人間など、その成功パターンも様々。ただ共通していることは、みんなチャンスがあればまだ自分の夢に近づこうとしているということだ。

そういう僕も去年の9月、少しではあるものの、はじめて自分のお金を出して会社を作った。おまけに、自分が一番好きな音楽に関連した仕事。土日の出勤は当たり前だし、収入的にも今のところマイナスなので、とても成功しているとは言えないけど、楽しいことだけは間違いない。

35歳を超えると転職が難しくなるって一般的には言われているようだが、本当にやりたいことと、それを最後までやり続ける気持ちさえあれば、やっぱり自分の人生を変えるのに年齢は関係ないと思う。半分は自分に言い聞かせているのかもしれないが。。。

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