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2007年はブルースが来る!

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2007年はブルースが来ると勝手に思い込んでいる。と言っても、ブルース・スプリングスティーンが来日するわけじゃないのであしからず。音楽のジャンルでいうところのブルース(Blues。ブルーズと発音する人もいるらしい。定かではないが。。。)が久しぶりに注目を集めそうだということ。もっとも、これにはかなり僕自身の個人的な期待も込められている。

2007年がブルースの年になりそうだという予感は、実は去年の年末にすべて起因している。まずは10月に発売されたジュニア・ウェルズの『Live At Theresa's 1975』。これは1975年にシカゴのクラブ「テレサズ」で録音されたライブ盤なのだが、このアルバムは去年発売されたブルースCDの中でも文句なしのベスト。こんなに凄いブルースのアルバムは本当に久方振りだった。円熟期にあった40歳のジュニア・ウェルズの演奏が思う存分楽しめる。

そしてもう一つは訃報。ロバート・ロックウッドが去年の11月21日に肺炎を患って亡くなった。享年91歳。ロバート・ロックウッドといえば、第1回ブルース・フェスティヴァルにも来日した、日本でも非常になじみの深いブルース・マンだ。1974年の11月のことだから、もう32年前の話になる。当時、僕は弘前の片田舎にまだ住んでいたので観に行けなかったけど、その後に発売されたブルース・フェスティヴァルでの演奏を録音したライブ盤は当時僕の宝物だった。

そしてきわめつけ。チェス創立60周年を記念して、紙ジャケCD全20タイトルがついに発売される。昔LPレコードで持っていたマディ・ウォーターズ、ハウリン・ウルフ、サニー・ボーイなどのアルバムがついに紙ジャケCDとして発売されるという快挙。もちろん発売が決まった日にすぐ20タイトルを予約し、最初の10タイトルがもうすぐ手元に届く。今からワクワクして仕事が手につかない。

以上、一連の流れから、2007年はブルースが来ると勝手に思い込んでいるわけだ。ついでにデルマークも紙ジャケで再発してくれないかなぁ。。

※ 参考までに

■ ジュニア・ウェルズ『Live At Theresa's 1975』
ジャケットもブルース臭くていい!

ロバート・ロックウッドのライブ盤は現在入手不可能のようです。残念。。。

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