食べ物がスベって上手く噛めない入れ歯の、咬み合わせを調整したら漬け物が食べられるようになった症例
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「食べると入れ歯の上で食べ物がスベるんです」
どうも上手に噛めない。
やわらかい食パンも食べられない。
食べ物を口の中で転がして噛めるところを探しているうちに舌やクチビルをあちこち噛んでしまって困っていました。
84歳にして近所の会社で現役でバリバリ働いていらっしゃるIさん(女性)は食事のとき以外は気になることはありません。
カチカチと噛んでもらうと、本人は気にしていないようですが噛む位置が一定しません。
これは入れ歯の咬み合わせが良くないことから起こっている症状です。
そこで今回は入れ歯の咬み合わせの調整を行ないました。
噛んだときに当たってはいけない場所は削る。
もっとよく噛んでほしいところはプラスチックで盛り上げる。
こうして理想の咬み合わせへと近づけていきます。
調整後に再び噛んでもらうと「カチン! カチン!」と濁りのない澄んだ音がします。
咬み合わせが良くなった証拠です。
数日経って確認のために来院したIさんは
「お漬物もパリパリ噛めてね、みんなで楽しく食べられるようになったわ!」
と喜んでくださいました。
長年使っている入れ歯は少しずつ変形したりアゴの形が変わって咬み合わせが変わってしまうことがあります。
症状が大きくなる前に相談していただけると治療も簡単にできます。
今回行なったIさんの入れ歯の咬み合わせを調整する治療は保険適応1割負担で1,000円でした(治療費は症状により個人差があります)。
https://www.ireba-ito.com/→いとう歯科医院
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