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「入れ歯専門の歯医者」が実際の症例と治療、治療に対する考え方を紹介する記事を中心に書いていきます。

6本中の4本の歯を抜いて、入れ歯を作る治療を行ないました

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「歯6本を全部抜いて保険外の総入れ歯になるって言われまして...」

他の歯科医院で荒っぽい提案をされたのは60代女性のAさん。

ほとんどの歯が揺れています。

他院の見立てどおり、前後左右、上下にユラユラ動く歯は抜くしかありません。
もっとも、揺れているとはいえ、そこまでではない歯もあります。

だから今回は4本抜いて2本は抜かないで入れ歯を作りました。

全部抜いて歯がゼロになってしまうと入れ歯を作る時に苦労します。

咬んでもらおうと思っても基本となる位置が曖昧になってしまうからです。

だから歯は一本でもあった方がいい。

歯を残したおかげで咬み合わせの最適な位置に決まり、入れ歯作製も順調でした。
「入れ歯で食事できるようになりました」とAさんはおっしゃってくださいました。

とはいえ今回の治療の本質はそこではありません。

残した歯はすでに揺れているので長く使えるとは思えません。

ですがこの先、いつ歯が抜けたとしても抜けた部分に人工のプラスチックの歯を入れ歯に継ぎ足す「増歯修理」ができます。それがこの入れ歯の価値です。

説明を聞いたAさんは「これで安心して過ごせます」とホッとした表情を浮かべてくれました。

西荻窪 いとう歯科医院 ホームページhttps://www.ireba-ito.com

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