歯石除去したら血液検査の数値が改善した症例
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「数値が正常値まで下がったんです」
この驚きの報告をくださったMさん(40代女性)は、遺伝性の糖尿病を患っていて定期的に医療機関に通院しています。自然治癒することのない難病で薬を飲んでも血糖値は下がらず、これまに何回も薬を変えてみたのですが血糖値は高いまま。
Mさんは半年ほど前に、虫歯の治療目的で来院されています。歯グキの汚れと歯石を超音波でクリーニングしてから虫歯治療するという一般的な治療を行ないました。そして今回の報告では数値が下がっていました。
口の中の状態が全身の疾患に影響することがわかってきました。これは最近の医療の世界で注目され始めており専門書や学会論文で頻繁に目にするようになってきました。
糖尿病や心臓手術の合併症として恐れられる感染性心内膜炎、命に関わる誤嚥性肺炎などは歯科治療と密接な関わりがあります。外科手術前の患者さんが医療機関からの紹介状を持参して来られるケースも多くなりました。
歯科治療の結果が数値で表れるのは私たち歯科医師にとってもうれしいものです。歯科医院に足を運んで、予防の効果を実感してくださる方が増えたら何よりの社会貢献になります。
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