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古い入れ歯から、違和感がないように新しい入れ歯を作りました。

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「また壊れました」

 ヒビの入った総入れ歯を置いた50代男性のKさん。この2年で3回修理しています。修理を繰り返している入れ歯は、やはり強度が落ちてくるため今回は新しく入れ歯を作ることにしました。

 使い慣れた入れ歯をやめて新しい入れ歯を作る時に注意することがあります。それは、なるべく使い慣れた入れ歯と同じ形に作ること。
 噛み合わせが極端に変わったり、入れ歯が大きすぎたりすると、違和感が強くて使えません。「前の入れ歯のほうが良かった」となってしまいます。

 そうならないように古い入れ歯のコピーを作って、それを元に噛み合わせを設定したり、顔の長さを測って新旧の入れ歯の変化がないように合わせたりして、違和感なく新しい入れ歯が使えるように工夫しています。色々なことが実は保険治療の範囲でできます。
 5回の通院で完成した入れ歯を入れたKさんは「おお、違和感はほとんどありません」とおっしゃってくださいました。

 使い慣れた入れ歯をとことん修理して使う。修理が限界になったら使い慣れた物と、なるべく状況を変えずに新しく作る。安全安心、適切な価格の保険治療で入れ歯を快適に長く使えることを一番に考えています。

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