ホントに使える”いいとこ取り”の時代へ
もしかして、『いいとこ取り』が今年のキーワードなんじゃないかという気がしてきました。
それは、印象的な「いいとこ取り」トピックが2つ続いたところからです。
ひとつは、
コンテンツ委員を務めさせていただいた2月14-15日開催のデブサミ2007にて。
テックバイザージェイピー栗原さんの講演で”Web2.0とエンタープライズ・コンピューティングの融合”というスライドにあった次の一言。
「Web2.0の世界とエンタープライズ・コンピューティングの世界は、お互いの「いいとこ取り」をしながら、より価値の高い次世代のコンピューティングを生み出していく」
そしてもうひとつ、
先日新製品発表をお手伝いした鉄飛テクノロジーさんの文書管理ツール『MatrixBase2.0/文書管理』が謳っている、WindowsエクスプローラとサーチエンジンとExcelとドキュメントビューワの「いいとこ取り」という話。
それぞれをちゃんと説明しようとするととても長くなってしまうのですが、ポイントは「いいとこ取り」、それも、「使える(役に立つ)いいとこ取り」というところです。
従来、欲張っていいとこ取りをしようとすると、”なんでもできるはなんにもできない”とか、”そもそも中途半端”とか、あるいは”いらないものの塊”だったりでしたが、これからは、そうでもないパターンが次々出てくるような予感。
これは、やはりWeb2.0をはじめテクノロジーの段階が新たな領域に入ってきたということと、ユーザ中心の設計・実装ができるようになってきたということだと思います。
ちょっとまだきちんと説明できるように頭の中が整理できていなくて、すいません。
漠然とですけど、新しい「いいとこ取り」時代がやってくるような気がします。
※ただし、「いいとこ取り2.0」なーんてことは、言わないようにしときましょう。(^_^.)
【参考URL】
テックバイザージェイピー http://www.techvisor.jp/
鉄飛テクノロジー http://www.teppi.com/