親の言うことは聞け。
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テクノロジー、イノベーション、Web2.0、コンプライアンス、CSR・・・
ビジネスをとりまく環境や概念は絶え間なく発展し、新たに追加されていく。
ように思えたりするわけですが、時には振り返って先人に学んでみることも心がけたいと思います。
先日、思いつきで両親に「マーケティング2.0」の本を贈りました。
それを受け取った親父からのメール(一部引用)↓
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“近世・近代の老舗や商社の顧客確保の精神の中にも現代に通じ、有効な手段・手順があると思います。
人間性はそう変わるものではないもですから・・・・・・・・・・・
どうか、歴史を通して現代をも観て下さい。“
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うちの親父は会社勤めの後、リタイアしてから、経済学で大学院に通っていましたが、修論のテーマが「大阪の老舗の盛衰と企業文化」というものでした。
若い頃は、なんでも親の言うことはうるさくて、聞く耳持たない親不孝息子でありましたが、この歳になってようやく、もっとちゃんと聞いておくべきだなあと感じるようになりました。(今でも若いけどね)
ここ数年、西洋古典やローマ史をはじめ、先人の足跡や言葉に触れるにつれ、現代でも一貫して流れる本質のようなものに気づかされることしばしばです。
特にITに関わる仕事をしていると、キャッチアップしなければならないことが次から次へとひっきりなしで、また、ビジネスの流れの中では息つく暇もないことが多いですが、やはり、少し落ち着いて歴史に学び、本質を見極めていくことも大切ですね。
またちょっと、歴史からなにか見出せるような本を探してみたいと思います。
(それから、親孝行もしなきゃ(^_^;))
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