虹を追え
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今日は、かなり久しぶりに虹を見かけました。
晴れ間と雨雲が複雑に入り組んだ天気のおかげか、それは雲を背にすーっと上に伸びるはっきりとした虹でした。
虹を見るたびに思い出すことがあります。小学生の頃、家族で買い物かなにかの帰りに、綺麗な虹が出ていたとです。誰かが「あの虹を追っかけてみよう!」と言い出して、親父の運転する車で虹をめざしたした記憶。
親はもとより、小学生とはいえ流石に虹が追いつけるようなものではないことはなんとなくわかっていましたが、とてもワクワクする体験でした。
なにか素敵なものに向けて、たとえそれが現実には手に取ることのできないものだとしても、追いかけてみる。だって、もしかしたらみんなが無理だって言っても本当はつかめるかもしれないじゃないですか。
僕ら(自分も仲間たちも、そしてこのブログを読んでくださっている方たちも)は、みんなきっと虹を追いかけているんだろうと思います。
2つの意味で。
一つは、それを追いかけてみたこともない人々が、「どだい、掴めないよ」と言っているかもしれないけれど、本気で追いかければつかまえることができるかもしれないなにかに向けて走っている。
あるいは、いつも自分がたどり着けるよりも少し先の目標をめざしているからこそ、前に進んだり、新しいものを見つけたりできる。
そんなことをちょっと考えました。
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