夢想なわけです(ご挨拶に代えて)
はじめまして、Q4 Inc.磯島です。
外資系のコンサルティング会社、ソフトウエアベンダーを経て、現在キューフォー株式会社(Q4 Inc.)で企業のマーケティング活動を支援する仕事をしています。
そもそも、Q4 Inc.を立ち上げたきっかけは、インターネット関連か否かを問わず、優れた技術を持ちながら、あるいはだからこそ(?)、マーケティングの問題で正当なポジションを確立できないでいる会社が思いのほかたくさんあることに気づいたからでした。
その最も大きな理由は、自社の技術や製品を愛しすぎていること。
そう、愛は盲目。
でも、本当は(ビジネスでは)、愛を向けるべき対象は自社製品ではなくて、顧客といえるでしょう。
相手の身になって、悩みを解決してあげたり、どうやったら喜びや楽しみを共有できるか考える、ってことで。
もっとも、エンジニア(場合によっては、マーケターも)にとっては、自分たちの商品を絶対的に信じることはとても大事なことです。そもそも、自分で素晴らしいと思えないものを他人に勧めるなんてできないし、しちゃいけないですよね。
ただ、ビジネスの観点では、ここで一歩さがって市場と自社商品の関係を見極める役割が必要になります。作り手と使い手、売り手と買い手、それら両社の利害が一致する(害は一致してもしかたないので、利が一致するといったほうがいいかな)、そういうところを見出していく、すなわちマーケティングの役割。
そのマーケティングが貢献できるフィールドが、自分の所属するベンダーだけでなく、いろんなところにあるなら、それにできるだけ関わっていきたい。そういう発想で、今のビジネスをはじめました。
マーケティング分析からマーケティング戦略の立案、年次計画の策定、といったプランニングはもちろん、プロモーションや各種マーケティング施策の実施計画立案、広告の制作や取次、広報活動、イベント/セミナーの企画と実施、Webサイトやコンテンツの制作、市場調査、そのほかマーケティング活動のためのいろんなサービスを提供しています。
小さな会社のわりには欲張ってなんでもやってる観はありますが、それはそれで理由があります。このへんは、また後日ちゃんと書きたいと思います。
ともあれ、マーケティングという切り口を通じて、開発者の、営業さんの、経営陣の、自分の、会社の仲間の、社会の夢を形にするプロセスに貢献したいと考えています。ちょっと夢想気味ですが、かなり真剣かもです。
では、これからよろしくおねがいします。