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テクノロジーとライフスタイルの未来を夢想しよう

マーケティング2.0の本

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CNET Japan ブロガーの渡辺聡さんのお声がけで、ひさしぶりに書籍の執筆に関わりました。

その名も、「マーケティング2.0」

Amazonでは、

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4798112143/

サブタイトルが、

Web2.0という言葉に惑わされるな!
ダイナミックに変化する環境に最適なマーケティング手法!!

ということで、いわゆるWeb2.0礼賛という単純な構図ではもちろん無く、ビジネスの場からという目線で2.0的なうねりとその可能性について書かれています。

Amazonの表示のせいで、まるで僕が主たる執筆者のように見えることがありますが、本当は、十数名のみなさんによる共著で、まあ、その末席に加えていただいたというような感じです。(^_^;)

発売は8月10日ということなので、みなさんの目に触れるのはこれからですが、この本は”2.0”ってなーに?という人も、”2.0”って面白そう。という人も、”2.0”なんて胡散臭いだろ。って人にも是非ご覧頂きたいと思います。僕自身も、他の著者さんたちが書かれたパートは先日著者用に頂戴したものではじめて読んだのですが、多様な視点から、にもかかわらす、すごくまとまった小論文による構築物になっているという印象です。

各著者のみなさんが、どんなことを書かれているかは、著者の一人でもある清田一郎さんの小鳥ピヨピヨblogに鋭くまとめられていますので、ぜひ!こちらをご覧頂ければと思います。

僕が担当したパートは、「2.0時代のマーケティングプロセスマネジメント」というお題で、”2.0”という議論の根底にあるビジネス上の考え方やインターネット技術、売り手と買い手の関係性といったあたりについて、日頃考えていたことを改めて整理して文書にしています。(書いていて驚いたのは、何年か前からずっと悶々と逡巡していた仮説が、まさに今、現実になろうとしているということに気がついたという点です。)

まあ、へたにごちゃごちゃ述べても本そのものはどうにも語りつくせるもんではないので、このへんにしときます。よかったら、ぜひ手にとってみてください。

ちなみに、久しぶりに書籍の著者になったと冒頭で書きましたが、今思えば懐かしい前回は、「ロータスノーツグループウエア構築実践技法(SRC刊)」てやつでした。まだ国内ではノーツ関連の書籍が無い時に書き始めたのに、発刊のころには3番手くらいになっていてちょっと悔しかった思い出があります。

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