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情報格差などがもたらす情報社会の問題について考える

情報格差の解消方法(5)

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今回は、情報格差の解消方法(4)の続きで、情報格差の原因である以下の5点のうち、5について述べた い。

  1. 組織・人脈のつながりの強弱
  2. 地理的な遠近
  3. メディアの特性の差異
  4. メディアリテラシーの差異
  5. 情報リテラシーの差異

情報リテラシーとは、以下の3点にまとめられると考えている。

  1. 情報収集能力
  2. 情報分析能力
  3. 情報発信能力

情報収集能力とは、例えばインターネットなどを活用して、必要な情報を収集できる能力のことである。

情報分析能力とは、持っている、あるいは、集めた情報の信憑性や有意度を判断できる能力のことである。

情報発信能力とは、持っている知識や情報を的確な言葉や表現方法で、必要としている人に的確に発信できる能力のことである。

いずれの能力も現在の学校教育では残念ながら指導要領に組み込まれていない。これらの能力を身につけるための情報リテラシー教育を早期実施する必要があると考えている。また、学校教育だけでなく、NPOなどの外郭団体などで、情報リテラシー教育を実施できるような枠組みが必要であると考えている。

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