オルタナティブ・ブログ > 持続可能な情報社会 >

情報格差などがもたらす情報社会の問題について考える

「ズレ」との正しい付き合い方

»

「もしかしてズレてる?」というTV番組はご存知でしょうか?
皆さんも見たことが有る方がいらっしゃるかもしれません。
この番組は視聴率11%を記録したこともあるほど人気があるようです。

この番組は、芸能人が持つ自分のイメージは世間とどのくらいズレているのか?
自身が様々なアンケート項目に関して世間にどう思われているかを自ら予想し、世間のイメージとのズレをあぶり出すという、ちょっとザワつくイメージ調査バラエティーです。

多様化している現代で起こる「ズレ」をネタにお笑いに変えるこの企画は秀逸かなと思います。

さて、この「ズレ」は企業の中でもよく起こる出来事です。
多様な人材・働き方などにより、「ズレ」があちこちで生じています。
そして、これからの時代の企業として必要なダイバーシティ(多様性)経営を円滑に行う上で、障壁となっています。

具体的には、「ズレ」があると、「情報のやり取り」や「コミュニケーション」に支障がでる一因となります。
例えば以下のようなものがあります。

・時間と場の「ズレ」
 ⇒コミュニケーションの質や量やタイムラグに差異が生じる
  具体的例としては、以下。
  -喫煙エリアでのコミュニケーション
  -多様な勤務形態(時短勤務や在宅勤務)を取る方とのコミュニケーション

・使用言語・価値観・文化の「ズレ」
 ⇒微妙なニュアンスを伝えられず誤解が生まれる
  具体的な例としては、以下。 
  -外国人とのコミュニケーション
  -聴覚障がい者とのコミュニケーション

「ズレ」の厄介なところは以下の点です。

 ・目で見ることができない
 ・いたるところで存在する
 ・色々なものが絡み合う

これを解決するためには、以下が必要ではないかと思っています。

 ・思い込みをなくす
 ・相手のことを理解する
 ・お互いに歩み寄る

皆さんはいかがでしょうか?

Comment(0)