自分の仕事の評価基準を決められるようになる利点
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「評価は他者がするものだ」なんてよくエライ人に言われたりしますが、
自分で自分の仕事を評価する事も大事だと思っています。
正確に言うと「自分の仕事の評価基準を事前に合意しておく」ということ。
おっしゃる通り評価自体は他者がする物かもしれませんが、
事前に評価基準を自分で設計できる機会というのは、
仕事をしている中で少なくないと思うのです。
例えば
・どういうことを目標として
・いつまでにその仕事をするか
・それにおいて気をつける点は何で
・それを達成するためにどういう手法を使うか
等を明確にしてしまう。
単純に言われた評価基準で仕事をするだけでは能がないし、
やらされている感もする。
自分の決めた基準で評価されるというのは、
ある意味問題を作って自分で回答するような物なので、
いくら難易度が高い物に挑戦するとしてもイメージのわき方も違うのではないでしょうか。
事前に計画をたててその承認を取っておくことができるという利点もあるので、
関係者に安心感を与えることもできます。
評価基準は小難しい言葉で
KPI (key performance indicator) / 重要業績評価指標
とか言ったりもしますが、
論理的に設定して依頼者と合意するのは最初は割と難しい作業かも知れません。
合意内容が独りよがりだと逆にマイナス印象になってしまうので
論理性とコミュニケーション力が求められます。
この辺が一番難しいことでセンスを要することかもしれません。
将来他者の評価基準を設計する練習にもなりますし、
自分の仕事でぜひ試してみてほしいと思います。
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