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「楽しく仕事するにはどうしたらいいか常に考えていたいよね」という未来志向コラム

『世界業界マップ2011』

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年末にお正月に読もうと購入して放置していた
『世界業界マップ2011』
なるものをお風呂に入りながら読んでみました。


各業界の世界的なシェア、日本国内のシェアなどが、
各業界ことに掲載されていて読みやすく楽しい本でした。

我が国が世界的なシェアをとれている業界と企業は
ゲーム機の任天堂 1位
自動車のトヨタ 2位
バイク各社 1位本田 2位ヤマハ 3位スズキ 
デジカメ各社 1位のキャノンを皮切りに、
4位サムスン、5位コダックをのぞいてTop10独占
タバコ 3位JT
通信 2位NTT
あたりでした。
その他だいたい各業界で10位から20位辺りに
一つ二つ日本の企業が顔を出している撮った状態です。

さて、これを何と比較してどう判断するかですが、
世界の人口比率で考えてみましょう。
国別の人口順位Wikipediaによると日本は約1.27億人で第10位だそうです
国の人口順リスト

いくつかの業界でトップ10に入っている企業がちらほらあり、
上記のいくつかの業界では上位を占めているという状況は、
人口比率で行くと悪くないのかもしれません。
当然、輸出産業と内需産業の比率やそれらの取扱高比もありますが、
衰退イメージが強い日本の経済も
まだまだ全然捨てたものではないと言えると思いますし、
もっと国全体がポジティブなイメージを持って
やっていかないとならないのではないかなという点、
むしろ気になってしまいます。

反対に、国家戦略的に押さえておかないとならないであろう業界において、
産業育成が出来ていないのではないかと思える点は非常に気になりました。
・金融
・資源/エネルギー
・IT
・航空/空輸
などは見直しが必要でしょう。

なんてことを湯船で考えてみました。

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