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「楽しく仕事するにはどうしたらいいか常に考えていたいよね」という未来志向コラム

ネットサービス考察

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インターネットの日記系サービスの進化を考えてみると、

HTML編集
↓利便性向上
日記CGI
↓データが基本サーバーサイドへ。機能向上(?)
ブログ
↓リレーションシップマネジメント。
↓コミュニティ機能。
SNS
↓情報粒度の細分化と即時性の向上
↓緩やかなリレーション、情報のオープン化
Twitter

こんな感じだろうか。

最近流行のTwitterまで行くと情報発信の単位が「つぶやき」になり、
これ以上ないのではないかというくらいに細分化されている。
そして思いついたときにつぶやくというリアルタイム性。
そんなTwitterというサービスと
iPhoneというハードの普及タイミング、その親和性の高さは
見計らったかのようであった。

リレーションシップマネジメントという観点では
SNSの方がTwitterより理路整然としているものであるように思える。
一時期「MIXI疲れ」なんて言葉があったが、
世の中はさらにもう少し投げやりで刹那的なものを求めているのだろうか。
かまってもらうためにあまり考えないでもよいアプローチといったらよいか、
でも誰でも誰にでもつぶやきかけられるマネージされないコミュニケーションが楽なのかもしれない。
うーん、でも「Twitter疲れ」もある気がするから、
ただ人は新しい道具に飛びついて行くというだけなのかもしれない。

「身軽さ」という視点で見るとどんどん身軽になって行っている気がする。
Webベースのサービスはブラウザがあればどこででも利用ができる。
これがWeb2.0っていわれていた進化の大きなものであろう。

最近のクラウドっていわれている概念もほとんど変わらなくて、
Web2.0+ストレージなのではないかなと思う。
Web2.0では写真くらいまでだったのが、
音楽のファイルや動画だったりいわゆる自分のPCのハードディスクにあったものを
サーバサイドに移して行く事ができるサービスによって、
身軽さとどこでも感覚がさらに向上する、
ってのがクラウドサービス。

身軽感、即時性、マネージされないコミュニケーション。
次を考えるのは難しい。

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