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「楽しく仕事するにはどうしたらいいか常に考えていたいよね」という未来志向コラム

iphoneとフェデレート端末

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米国等ではそろそろ出るということで盛り上がっているiphoneですが、通信方式の関係で日本では1年以上先になるのではないかというコラムを某所で読んだもので、それならば雰囲気だけでもということで本読んでお勉強。
本書、あまりiphoneの具体的中身に踏み込んだものではなく、割とmobile H/Wがらみのビジネスモデルの今後という切り口から書かれている。タイトルの「iphone」はわかりやすい象徴ということみたい。

とても勉強になったのは「フェデレート端末」という概念について。フェデレート端末とは、簡単に言えば、「家電含めたいろいろなもののOSとして操作インターフェース集約して持った端末」、というところか
(簡単じゃないか?!)。
世の中、デジタル家電や通信サービスやらいろいろと便利なものが増えているが、それらの操作インターフェイスは各自ユニークで、それを勉強するだけでも疲れてしまう。であれば、操作のインターフェイスはひとつにしてしまい、それの使い方を覚えたら各個別に一から覚える必要は無いのではないか、とそのような思想の元に論じられている。

PCの世界にOSという概念が出てきた時と似た考え方だが、本書の中では「PCはまだまだユーザーリテラシに頼りすぎた」とされており、もっとシンプルでもっととっつきやすいものでなくてはならないとの考えが主張されている。

調整が難しいとは思うけれど、僕も確かに家電の操作インターフェイス統一規格は必要な気がする。
家電側と携帯のインターフェイスの一部を統一規格にすればいけると思う。
技術的にはこんな感じでどうだろうか?

【家電側】
・ワイヤレスNWインターフェイスを持つ

【家庭環境】
・ワイヤレスLAN環境

【携帯側】
フェデレートインターフェイスメニューを統一し実装
・各端末100個くらいの電子機器と処理を登録可能
・それぞれにメールアドレスなど命令転送先を割り振る。
・実施時に処理何番を実施するかをとそれぞれの処理に引数を指定可能とする。
・処理番号と引数は各家電ごとにわかりやすくマニュアルに一覧の下敷きを添付。
・メールを送る感覚で処理を実施。
【例】
 「1番 炊飯器on 」を指定し引数に「1830」(18:30分炊き上がり)を渡す。
 後はメールを飛ばす感覚で処理命令送信。
 
洗濯機とか炊飯器とか冷暖房とか
ON/OFF意外に設定箇所が少ないものについては統一できそうな気する。
後はフールプルーフと、通信プロトコルをどうするかだろうか。

まあ、これでもまだまだわかりづらいということになるのだろうけれど。

岡嶋 裕史
iPhone 衝撃のビジネスモデル

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